冥竜王ヴェルザーの強さは、実は老バーン様より強いと思う!!【ダイの大冒険】

光魔の杖が無ければ、全盛期ヴェルザー>老バーンだったかもしれない・・という考察をしてみる!!

バーン様とヴェルザー様は、魔界を二分していた。
「いずれかが神になる」つまり互角みたいな描写もされていたが・・。
その実力差はどんな感じだったのだろうか??

引用:三条陸、稲田浩司『ダイの大冒険 36巻 17ページ』
今日は、ダイの大冒険ネタです!



あの大魔王バーンと魔界を二分する勢力を持ち、


15年前にバランに倒されたダイ世界最強のドラゴン!!




(;´Д`) 冥竜王ヴェルザー様のレベルについて考えてみる!




以前に、「バランはヴェルザー戦で竜魔人になったのか?」みたいな話をしたが。


竜魔人になっていないバランに殺されたのなら、ヴェルザー様は弱いような気がしていた。



そして、老バーン様いわく


「バランは、竜魔人となっても余と戦えるレベルではない」

「戦いの遺伝子により、思いもよらぬ攻撃をしてくるかもしれないことだけが厄介」


・・らしい。



それなら、バランがヴェルザーを倒した時、人間体か竜魔人だったか関係なしに。


バランに殺されたヴェルザー様って、老人状態のバーン様よりもかなり弱いに決まっていると思うんだが。



(;´Д`) 老バーン>ヴェルザーなのに、魔界を二分していたのか?


(;´・ω・) 配下のドラゴンたちが、バーン様の部下の魔族よりも強かったのだろうか?



まあ、バランさんetcをモノサシにして色々考えた結果。



真・大魔王バーン

>

光魔の杖を装備した老バーン様

>

竜魔人バラン

>

人間体バラン

=

数百年前の冥竜ヴェルザー(全盛期)

≧

数百年前の雷竜ボリクス

>

15年前にバランに殺された時の冥竜王ヴェルザー様

≒

素手の老バーン様



・・

このくらいの序列になるのでは?

という結果になったので、それを語ってみる。




(;´・ω・) ひまつぶしのヴェルザー談義、はじまりはじまり~。



(;´Д`) 意外と、人間時バラン>素手の老バーンだったかも、という話もします!!

老バーン様は、実は素手ではバラン死亡時のダイにすら勝てない?
だが「光魔の杖」を持つと、実力がハネ上がる!!

まず。

ヴェルザー様の強さを考える前に、老人状態のバーン様のレベルを考えてみましょうか。



先述したバーン様のセリフをうのみにすると。


老バーン様

>

竜魔人バラン(戦いの遺伝子によっては善戦できる)


・・のわけである。




でもさ、これって疑問点もあるよね?



魔宮の門で、バラン父さんが死んだ後、ダイVS老バーンになったけど。

ダイは、バーン様の暗黒闘気を食らい、ぶっとばされて気絶してしまった。

マァムいわく「ダイはハドラーにやられたところに、さらにダメージを受けてしまった、かなりまずい」



そんな大ダメージを受けているダイに

バーン様はカイザーフェニックス2連打を撃墜され、アバンストラッシュを食らう。

結果、黒焦げになるバーン様だったが・・。



(;´・ω・) 「ベホマを使うラスボスはシドーでお腹いっぱいです、もう勘弁してください」現象が発動。



そして


「ドラゴニックオーラはすごいね!」

「ロンベルクの剣もあるから始末に負えないよ!」

「(大ダメージを受けてるダイにすら)素手では勝てんな・・!」



ここで、光魔の杖が登場し、ダイの剣を折ってダイに勝つ流れとなった。




つまり・・。



(;´Д`) 老バーン様は、素手ではこの当時のダイやバランには勝てないみたいなんだ。


(;´・ω・) ロン・ベルクも「バーンが侮ってる間なら勝ち切れるかな」みたいなことは言っていた。


(;´Д`) それなら、「竜魔人でも余の相手になれない」の意味とは一体・・??



ここまでの力関係をまとめてみよう。



バーン様は、ミストバーンから若い肉体を返してもらわなくても、竜魔人バランには勝てる!


しかし、バラン死亡時のダイ(しかも大ダメージ受けてる)相手には素手では勝てない。


この当時のダイは、人間時のバランよりも若干は下回ると思う。


バランは真魔剛竜剣が万全だったら、ギガブレイクで超魔生物ハドラーのクビを飛ばして瞬殺できたからね。



(;´・ω・) キャリアの差もあるしね。



すると・・。


人間バラン

>

大ダメージ食らってたバラン死亡時のダイ

>

老バーン素手


・・となりそうである。


と、いうことは。



「バランは竜魔人になっても余とは戦えない」



この余とは・・

やはり光魔の杖を持った老バーンのことだと思う。




(;´Д`) 素手なら、老バーン様は竜魔人に殴り殺されると思います。


(;´・ω・) カイザーフェニックスが直撃すれば、竜魔人でもヤバいだろうけど。



バーン様のイオラ連打程度なら、ダイにやった時と同様、ドラゴニックオーラで防がれてしまいそうだな。


ドルオーラは光魔の杖を使えば防げるが、素手ならどうしようもない。 


マホカンタで防げるなら、光魔の杖で受け止めたりしないだろうしね・・。




これらを追加して考えると・・。


光魔の杖を持った老バーン様

>

竜魔人バラン

>

人間バラン

>

バラン死亡時のダイ

>

素手の老バーン様



・・って感じかな。



・・

じゃあ、ようやくヴェルザー様の話になるけど・・。


ヴェルザー様の実力は、どの辺に入るのか??



(;´Д`) カギは「真竜の戦い」を起こせる実力、です。

「真竜の戦い」を起こせるダイに素手では勝てない老バーン様。
つまり冥竜ヴェルザーVS雷竜ボリクスに割って入ると・・?

数百年前に、ダイVS超魔生物ハドラー並のとんでもない激闘があったらしい。
そこにバーン様が割って入ると、どうなるんだろうか・・??

引用:三条陸、稲田浩司『ダイの大冒険 27巻 90ページ』
数百年前、まだバーン様とヴェルザー様が賭けをする前のお話。



肩書がまだ「冥竜」だったヴェルザー様は、


ライバルの「雷竜ボリクス」を倒し、冥竜王を名乗るようになった。



(;´・ω・) ボリクスは、ヴェルザーに噛まれて死んだらしい。



この時の戦いが、ダイと超魔生物ハドラーが再現した「真竜の戦い」ですな。


「最強レベル同士の激突」でようやく発生する現象である。


・・と、いうことは、だ。



真竜の戦い時のダイ。

最終ハドラー。

冥竜ヴェルザー。

雷竜ボリクス。



この4人の実力は、かなり拮抗しているのではないだろうか???



そして、真竜の戦い時のダイは、人間体バランと同等以上のレベルにはなっているんじゃないか、ということで。


バーン、ヴェルザーに真竜レベルのキャラを加えた序列は、以下のようなものとなる。




光魔の杖を持った老バーン

>

竜魔人バラン

>

---真竜の戦い起こせるレベル---

人間体バラン

≒

真竜の戦い時のダイ

≒

超魔生物ハドラー最終時

≒

数百年前の冥竜ヴェルザー

≧

数百年前の雷竜ボリクス

---真竜の戦い起こせるレベル---

>

素手の老バーン様



(;´・ω・) こんな感じの結論となる。



そして、補足。


15年前、バランに殺されたヴェルザー様って、数百年前のボリクス戦より弱いと思うんだよね。


なぜなら、若い頃のバランとの戦いで「真竜の戦い」になった様子がないからだ。


「15年前当時のバランが、現在のヒゲ状態よりかなり弱い」という可能性は低いと思うので。


それなら「ヴェルザーが弱体化していた」と考えるしかない。


(;´Д`) バラン親父VSヴェルザー様で、真竜にならなかったのは何故??



これは、老衰+天界の精霊による援護だと思う。



ヴェルザーは、ダイVS真バーンの時にダサい石像姿で登場し、色々と語ってくれた。



「あの時、竜の騎士との戦いさえなければッ」

「不死身の魂を持つオレは、時を経て蘇ることができたのだ・・!!」



まるで

「バランとの戦いがなければ、時を経て蘇ることができた」

みたいな言い草である。



つまり、バーンが地上を破壊しようとしてるので、ヴェルザー様はご老体のまま出陣された。


地上を侵略し終わってから転生し、新たな人生(竜生?)を歩まれるおつもりだった。


だが、そこに竜の騎士バランが襲ってくる!!



数百年前のピチピチ若竜なヴェルザー様なら、バランと互角でもう少し頑張れた。


だが、老化してた上に天界の精霊の加護もあり、「真竜の戦い」にすらならなかった。


一族総出で戦ったため、バランを瀕死にすることはできたんだが、単体では勝ち目がなかった。


黒のコア等を使って足掻いたけど、ギガブレイクあたりで轟沈!


魂か何かが弱ったところを、精霊たちに封印されて石になってしまった!!




「竜の騎士との戦いさえなければ~!」


「(地上を制圧した後)時を経て蘇ることができたのだ~!!」



って感じじゃないかな、と。



つまり。

ヴェルザー様とバーン様との比較をすると・・。

結論。



真バーン様

>

光魔の杖を持った老バーン様

>

数百年前の冥竜ヴェルザー
(全盛期、真竜起こせる)

>

15年前にバランに殺された冥竜王ヴェルザー
(老化など不具合発生、真竜起こせない)

≒

素手の老バーン様




(^ω^) こんな感じだと思いまーす。

バーンが真の姿にならない限りは、魔界はヴェルザーが強すぎる一強だったんだけど。
90年前のロン・ベルクのせいで色々おかしくなったかもしれない。

なんか、アレだよね。


こうやって考えていくと、ロン・ベルクのせいで歴史が動いた感があるよね。


ロン・ベルクがバーンに光魔の杖をくれてやったのは、90年前だった。


(;´・ω・) バーン様が、魔族のお姉ちゃんでキャバクラ接待してた時ね。



それまでの歴史を振り返ってみよう。



ミストバーン
「私は幾千年も、たった一人でバーン様を守り抜いてきた!」


ヴェルザー
「地上の破壊は、貴様にとっては数千年に及ぶ大事業」


数百年前に、ヴェルザーは真竜の戦いを制して「冥竜王」を名乗るようになった。


バーン様
「余とヴェルザーは敵対をやめた。数百年前のことだ」



バーンとミストバーンは、数千年は生きているし、若い肉体を分離してからも数千年経っている。


ヴェルザー様も、真のバーン様を見て驚いていないので、元の姿を知っているのかもしれない。




「バーン、それが貴様の真の姿か」


的なコメントが無かったからね。




(;´Д`) ヴェルザー様も、数千歳かもしれない。


(;´・ω・) 生まれ変わりを繰り返すらしいので、肉体年齢と精神年齢は別。



ヴェルザーがボリクスを倒し、ドラゴンの頂点に立ったのは数百年前。


その頃にバーンとは敵対を(表向きは)止めたらしい。


すると、以下みたいな流れだったと思う。



数千年前に、バーン様はミストバーンに若い肉体を任せた。


数百年前に、ヴェルザーが最強のドラゴンになる。



前述したように、全盛期ヴェルザー>素手の老バーンであるのだが。


ヴェルザーはバーンの真の力を知っているので、うかつに老バーンに手が出せない。


バーンも、ヴェルザーは生まれ変わってピチピチになるから、真の姿で殺してもキリがないと思ってた。


まさに膠着状態である。



(;´・ω・) これが、魔界を二分する状況を産み出したのであろう。



ミストバーンは数百年の間に何度か闇の衣を脱いでいて、キルバーンに目撃されているらしいが。


こういう魔界勢力同士が牽制し合う小競り合いで正体を現していたんじゃないかな。



(;´Д`) バーンの肉体を使ったミストバーンが強すぎるから膠着状態になった、って可能性もあるんだが。


(;´・ω・) それだと、ミストバーンは有名になってしまうと思うから、バーン様は嫌がると思う。



そんで、数百年前にバーンとヴェルザーは停戦協定を結び、賭けをすることになる。

おのおのが勝手に計画を進め、成功したほうに従う、と。

その約束が成立したのは、両者の実力と勢力が絶妙なバランスを保っていたからですね。



真バーン
(寿命が減るから、若い肉体を使いたくない)

>

ヴェルザー
(老バーンには勝てるが、真バーンには勝てないから動きづらい)

>

老バーン
(ヴェルザーの方が強いから、うかつに動けない)




このバランスが、90年前の光魔の杖の登場で崩れたと思う。




光魔の杖を持った老バーンは、全盛期のヴェルザーより上になってしまう。


そうすると、ヴェルザー様にはもう、永遠の魂以外は良いところがないのである。



(;´Д`) 真バーンどころか、老バーンにすら勝てなくなってしまった・・。



90年前に光魔の杖が登場した後・・。


ヴェルザー様は、かなり焦ったのではないだろうか?


「はやく地上を制圧しないと、バーンに先を越される!」って。




で、75年間くらいかけて急いで準備して

「いざ出陣!」と思った矢先・・。





バランが殴り込んできて死亡wwww





(;´・ω・) ヴェルザー様は真バーンに「あせったな」って言われてたが・・。



(;´Д`) その焦りの真の原因は、ロン・ベルクのせいっぽい??

☆まとめ☆
冥竜王ヴェルザーの強さは?
大魔王バーンと比較するとどんな感じ??

今までのヴェルザーばなしをまとめてみる。




☆ヴェルザー様とバーン様の強さ比較☆




真バーン様
(無敵と呼ばれた魔界最強の男、数千年前にすでに分離済み)

>

光魔の杖を持った老バーン様
(90年前に、老化状態でも全盛期ヴェルザーに勝てる総合力を得た魔界の神と称賛される)

>

数百年前の冥竜ヴェルザー
(雷竜ボリクスをぶっとばした全盛期、真竜の戦いを起こせるレベル、90年前以前の老バーンには負ける要素無し)

>

15年前にバランに殺された冥竜王ヴェルザー
(老化など不具合多発、バラン戦で真竜の戦いを起こせなかった、一族総出でやっとバランと互角)

≒

素手の老バーン様
(バラン死亡時点の、しかも大ダメージを受けてるダイにすら「素手では勝てんな」)





☆ダイの大冒険の歴史雑学☆


バーン様とミストバーンは、数千年以上生きている。


ヴェルザー様は、数百年前にドラゴンのトップになられた。


ボリクスの死後、バーンとヴェルザーは魔界を二分し、膠着状態になっていたが、その理由はおそらく以下のようなものである。



真バーン
(ヴェルザーを文句なく殺せるが、あいつ蘇るし、寿命が縮むからヤダ)

>

ヴェルザー
(バーンのジジイ形態なら余裕wwそれにオレは不滅の魂を持ってるから、やられても蘇るぜ~!)

>

老バーン
(ヴェルザーに勝てない、真の姿かミストバーンを使えば完勝できるがやりたくないし、とどめもさせない)



これにより、絶妙なバランスで勢力が拮抗していた。


そこで、バーン様とヴェルザー様は、数百年前に敵対を止めて「賭け」を開始した。



だが・・。


90年前にロン・ベルクが光魔の杖を作り、老バーンでもヴェルザー様に勝てるようになってしまった。



光魔の杖ができてから75年後。


15年前にヴェルザー様が地上侵略を挑んで、バランに殺される。


そんでバーン様に「あせったな」とか言われる。


「地上が欲しかったから、破壊される前に手に入れようと焦った」とは言われていたが・・。 



そのヴェルザー様が焦った真の理由は、光魔の杖を作ったロン・ベルクのせいかも?


意外と、ロン・ベルクがバーン様とヴェルザー様の膠着状態を崩した気がする。



・・

(;´Д`) 以上、ヴェルザー様の強さetcの語りでした!!




・・魔界編で登場するはずだった

「バーン、ヴェルザーに並ぶ第三の強者」って、

どんな人の予定だったんだろうな・・。



(;´・ω・) 気になる~。




☆他のダイの大冒険ネタ!





ドラクエ漫画の金字塔!!
『ダイの大冒険』を読み直そう!!