「西の空に明けの明星が輝く頃、ひとつの光が宇宙へ飛んでゆく。それが僕なんだよ」の謎【ウルトラセブン】

「明けの明星が輝くのは東の空だ」
というツッコミがあるけど。
なんで西の空だったんだろう。


今日は、ウルトラセブンネタです。



(;´Д`) 最終回のセリフに矛盾があるというか、ツッコミ所があるという話。




ウルトラセブンの最終回

「史上最大の侵略」の後編において。



最終決戦の直前で、

ダンとアンヌの感動シーンがありましたな。




ダン
「アンヌ。・・僕は、僕はね。人間じゃないんだよ」


「M78星雲から来た宇宙人、ウルトラセブンなんだ!!」




(;´・ω・) ここで、シューマンのクラシックが流れ出す!!




そして、


「びっくりしただろう?」と問いかけるダンに、


アンヌは首を横に振る。




アンヌ
「人間だろうと、宇宙人だろうと・・」


「ダンはダンに変わりないじゃないの!」


「たとえ、ウルトラセブンでも・・!!」




ダン
「ありがとう・・」




(´;ω;`) 名シーンである。




だが、

その後ウルトラ警備隊の指令室でゴース星人に対する最後の反撃の作戦が行われるシーンを挟んで。


ダンはアマギを助けるために、アンヌに別れを告げて最後の変身をする決意をするんだが。



ここのセリフにツッコミがあるんだよね。




「西の空に明けの明星が輝く頃・・」


「ひとつの光が宇宙へ飛んでゆく。それが僕なんだよ」


「さよなら、アンヌ・・!!」




(;´・ω・) ???




明けの明星が輝くのは、東の空である。


なんで、西の空だったんだろうか?





よく言われるのが、




①
「脚本の金城先生が東と西を間違えた」



②
「何か、文学的に深い意味があるはず」



③
「西の空に・・(故郷がある)、明けの明星が輝く頃、ひとつの光が宇宙へ飛んでいく」


※セブンがM78星雲のある西の方角に飛んでいくことは確定していて、その頃に明けの明星が輝いてる、という話だった?




こういう考察だけど。


どれだったんだろう。




これは、金城先生が間違えた①の可能性が高い気がするな。



②は、個々人のファン次第といったところだろう。




実際に明けの明星が輝くのが西の空なら、

恒点観測員でウルトラ兄弟一宇宙に詳しいセブンが、それを間違えるわけはない気がするし。



ダンが間違えたなら、それは病気状態だったからかもしれないな。


朦朧とする意識の中で、東と西もわからなかった、と。




ダン
「西の空に・・いや、東か? アンヌ、明けの明星ってどっちに輝くんだっけ?」



アンヌ
「知らんがな」




(´;ω;`) だいなし。




あくまでも、

制作陣の間違いとか、そういうM78ワールドの外の事象を省いて考えると・・。




「ウルトラセブンのストーリー内」で


東が西になった結論は・・






①
「ダンは宇宙に詳しいから東の空が正解だと知っていたが、意識が朦朧としているから、方角を間違えた」




②
「M78ウルトラワールドの地球では、明けの明星は西の空に輝く」



③
「西の空に・・(故郷が見える)」


「(空のどこかに)明けの明星が輝く頃、ひとつの光が宇宙に飛んでいく」


「それが僕なんだよ」






(;´・ω・ `) 正解は、この3つの内のどれか、かな・・?



3が一番マシかもしれないな・・。






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