天地創造の「アスタリカ祭壇」のシナリオが妙に印象に残っている。
知る人ぞ知る、スーファミの名作『天地創造』。 そこからマニアックな話をしたい気分。 ゲームのストーリー後半で『ほしのかけら』を集めるシナリオがありましたよね。 その最中、アスタリカ祭壇にたどり着くアーク。 そこで彼は、自分や仲間たちの前世らしき光景を見るけど。 この時代の各メンバーたちって、結局どうなったんだろうね??

要約すると
「ヒロインは前世でメッチャ凶悪だったっぽいが、詳細は見せないよ」
という話でした!!
前世の舞台。
アスタリカの部族は、不老不死を求める儀式をしていた。
それに合格し不老不死になったのが前世のエル。
しかし・・。
エルは儀式の最中、1年間も閉じ込められて精神が狂っていた・・。
「人間はくだらない生き物だ」と言い放つエル。
そして、迎えに来た前世のロイドとフィーダを殺害!!
前世のアークには不老不死になるor即死、どちらかの効果がある毒薬を飲ませる。
そして、アークが選んだのは・・。
・・
アークがみた夢は、ここで終わり。
その後、アスタリカ文明がどうなったのかはわからない。
だが、現代では滅んでしまっている・・。
まあ、アスタリカ文明を滅ぼしたのは、前世のエルなんだろうね。
言うまでもなく、アスタリカ文明はアステカ文明のオマージュ。
これなら、ゲーム内にも出てくるスペイン絡みで滅んだ。
って考えることもできるけど。
(;´・ω・) とにかく、エルが凶暴すぎる。
「人間がいなければ、この星は平和になる」って言っていたし。
不老不死を得た後、祭壇から出て人類を相手に暴れたんじゃないだろうか??
迎えに来た前世のロイドやフィーダを情け容赦なく殺害したように・・。
周辺の人たちは全滅か・・!?
不老不死になったはずなのに、前世のエルはどうして死んでしまったの??
ここで、ずっと気になってたことがあるんだが。
つまり・・。
不老不死になったはずのエルは、なぜ死んでしまったのか??
ってこと。
だって、死なないと魂が転生できなさそうだから。
エルはアークに毒を飲ませた後、
たぶん、外で待ってた前世のメイリンとペルルとメイホウの3人とも敵対したと思う。
前世のメイリンたちがエルを倒せた可能性はあるけど、
そうなったとしたら、エルが暴れてアスタリカが滅んだ後。
メイリンたちはいったん逃げて、再び闘いを挑んでエルを倒したのか??
それともメイリンたちはあの祭壇で瞬殺され、エルを倒したのはぜんぜん別の人物か・・。
エルは他の大陸の人類にやられた、って可能性もあるんだけど。
それだと物語に深みが無い気がする。
そこで、だ・・。
前世のエルを倒したのは、実は前世のアークだったのでは??
という珍説を提唱してみる。
なんといっても、アークはライトガイアいわく「世界が危機に陥った時に現れる英雄」。
不老不死のヤバイやつが出るから、それを倒すことを運命づけられていた・・とかないかな?
毒で倒れても、本編でベルーガにやられた直後のように復活したとか、普通にありそうだし。
アークが盃を飲んだ後、エルが「人間の末路なんてこんなものよ」って言うけど、アークは倒れてない。
つまり、あの前世のアークが毒で死んだかどうかってのは・・。
不明なまんまです。
ようするに。
「前世のエルって、実は毒で死んでなかったアークに倒されたんじゃないの???」
って、昔から思ってたんだけど、どうなんだろうな。
本編シナリオでは、
ライトガイアの使者アーク
VS
ダークガイア+その使者ベルーガ
だったけど。
アスタリカ編だと、
ライトガイアの使者アーク
VS
ダークガイアの使者エル
みたいな感じだったのではないかと・・。
ああ、そうだ。
「選ばれた人間だけ不老不死にする」というのはベルーガおよびダークガイアの考え方でしたね。
これ完全にダークガイアさんが絡んでんじゃね?
あのアスタリカ時代でも、黒幕村長が暗躍してたんでしょうかね??
出てきてないけど。
ダークサイドのナンバー2候補(ベルーガポジション)が、儀式に成功した前世のエルだったってことになるのか?
それに、前世のメイリンたちは、完全にダークサイド側に取り込まれてたのか??
アスタリカ編の人間模様を現代に当てはめてみると、なかなか面白いかもしれない。
現代ロイドがフィーダのことを何となく覚えていたから気にかけていた、ってのはわかりやすいけど。 フィーダがエルを守ろうとしたのは、ストークホルムの一件があったからだった。 しかし、それだけでなく、 前世でアスタリカ祭壇に置き去りにしたことへの罪悪感もあったとしたら? メイリンは前世でエルに殺られた可能性があるので、 アークの心にエルがいるのを見てブチ切れ、矛先がアークに向かったとか?? これだと、アークはただのトバッチリだけど。 そして、前世では、みんな揃って不老不死の神を求めていた。 終盤に、このメンバーでベルーガの研究塔を攻めるのは唐突だと思ったけど。 ベルーガは世界の脅威というだけでなく、限られた人間を不老不死にして、世界を支配する野望を持っていた。 つまり、アスタリカの時代の各メンバーと似てますね。 前世での過ちを正そうとしたメンバーが自然と集まった、と考えると・・。 あれ、なんか、けっこうイイ話かもしれない??
アスタリカのエルは、地表のエルと地裏のエルのどっちに転生したのか?
アスタリカのエルって、地表のエルと地裏のエル、どっちに転生したんだろうかね?
アスタリカのエル
↓
ダークガイアが勝った時のエル → 表エルのコピー地裏エル
↓
地表エル
魂の流れ的には、こんな感じか?
じゃあ、アスタリカのエルと地裏のエルには、魂的にはあんまり関係がないのだろうか??
前世のアークが「さかずきの水は、裏側の心を呼びおこす薬だったのかもしれない」
って前世のエルに言ってたけど、
地裏のエルは「人には表の顔も裏の顔もあって、それは一緒じゃなければいけない」
って唐突に言い出すんだよね。
なんか、前世でアークに言われたことに対する答えを語ってるような気もする。
そして、地裏エルはアークを助けるために死んでいった。
アスタリカの頃とは違い、「地上の人たちを救って」と言い残して・・。
天地創造における転生では、記憶をしっかり受け継いでるのはクマリしかいなかった。
だが、ロイドの中でのフィーダの存在など、完全に忘れてしまうわけではないらしい。
アスタリカ祭壇の前世の夢の続き、ゲーム内で語られない部分。
そこで前世アークと前世エルの間で、なにかやりとりがあって、本編のエルが丸くなったってことはないかな?
アスタリカの前世エルは狂ってて、
「人間はくだらない生き物だから殺す。あなたも毒を飲んでみたらww」ってメチャクチャだった。
↓
(前世アークと前世エルで何かのやりとり。前世エルは死ぬ)
↓
地裏のエルが優しい感じになる。
「地上のみんなを助けて。ずっと一緒にいたかった・・」
アークとエルの因縁は、アスタリカ編で始まったのか。
それとも、さらに前があるのか・・?
アスタリカ時代の続きを勝手に想像。
そういうことで。 あのアスタリカ祭壇の夢の続きを考えてみた!! ------------- アークは毒杯を選んでしまい、エルにm9( ^ Д ^)された! だが、英雄としての特性か、死んではいなかった(`・ω・´) 何日かして回復し、外に出てみると・・。 前世のメイホウたちはエルに殺られていた!! ついでに、周辺部族の人間たちも全滅!! ~アスタリカ文明が滅亡~ アークは不老不死の神となったエルを倒すために旅に出る。 エルはアークによって改心するが、結局は死んでしまう。 ダークガイアが出てきたかどうかは不明。 そして、英雄であるアークは姿を消した・・。 しばらくライトサイドの時代が続く。 数百年経ってベルーガが現れる。 転生したアークはダークガイアに敗れる。 アークとライトガイアはドライバレーに封印される。 ダークガイアの時代になってクリスタルホルム誕生、本編へ。 ------------- ・・こんな感じだったのではないかな、と。

ちなみに、夢を見た後、後ろの宝箱に”ほしのかけら”が入ります。
「あえて詳細を語らないイベント」は、意外とずっと記憶に残る。
何だか、変な考察をしちまった・・。 なんにせよ、あのアスタリカ祭壇の投げっぱなし回想シーンは強烈に印象に残る。 プレイヤーに対して、なーんの説明も無かったからこそ、考えさせられたのか・・。 だからこそ。 発売から20年経っても、まだ覚えてるのかもしれないね。
☆天地創造ネタ!!
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