京都編の左之助VS安慈の回想シーン。
廃仏毀釈の流れで、何の罪もない子供たちが殺されて焼死体になってるのがショックだった記憶がある。
今日は、るろうに剣心ネタです。
(;´Д`) 久々にるろうに剣心を読んだら、安慈の過去で泣いてしまった・・という話。
左之助に二重の極みを教えてくれたけど、剣心たちの前に立ちふさがった男。
安慈和尚の過去語りって、
なんかリアルタイム連載時に印象的だったシーンだったんだよなあ。
ガチムチ安慈和尚も、昔は痩せていて、温厚な住職時代があった。
山奥の寺で、身寄りのない子供たちと一緒に暮らしていたけど、
例の「廃仏毀釈」のせいで、寺は潰されることになる。
「ここにいたら、村のみんなに迷惑がかかるな・・」
「みんなで一緒に、新しい土地に引っ越そう!」
(御仏よ。この子たちはずっと辛い思いをしてきた)
(どうか、これからは幸多い未来を)
(この子たちに、ご加護を・・)
だが、安慈の祈りもむなしく、
利権を求めて寺を潰すのを急いだ悪徳村長の陰謀によって、
安慈は大怪我、寺は燃やされ、子どもたちも、
安慈に想いを寄せていた椿も、みんな死んでしまった。
(´;ω;`) 何の罪もない子供たちが焼き殺されて、遺体も炭化してるのがショックだったんだが。
意識を取り戻した安慈が、
今まで祈りを捧げてきた仏像を殴りつけて
「御仏よ! 何故、何故この子たちを見捨てたのだ!!」
って大泣きしてるのも可哀想だったし、
安慈が目の下のアレを最初に描いたのが、
死んだ椿の手を握りしめた時についた炭だった、てのがもうね・・。
そして、破戒僧になって数年後に村長達に復讐した後、
「救世」を目指すようになる、と・・。
(´;ω;`) 安慈が可哀想すぎるんだが・・。
実際の廃仏毀釈の時、こんな無法が本当にあったのかっていったら、
私は歴史は不勉強だからよくわからんのだけど。
当時の日本の山奥の村って、
なんか変なしきたりとか、滅茶苦茶な私刑とか、普通にありそうだからなあ・・。
「もしかしたら、コレに近いようなことがあったのかもしれない」
とは思ったな。
(;´・ω・ `) 偏見かもしれんがね・・。
和月先生は、通常版13巻の登場人物創作秘話で、
「安慈のその後は機会があれば書きます、悲しい話になってしまうかもしれないけど」
みたいなことを書いておられたな。
(;´Д`) 北海道編を読む限り、悲しいオチにはならなさそうだけど、連載当時の構想のままだったら、安慈はどうなってたんだろうな?
(;´・ω・ `) それこそ、制作秘話で、和月先生に語ってほしい気もしますな。
左之助と最後の攻防をする前に、
子どもたちの位牌を握りしめての、安慈の絶叫。
「わかるか! 祈りや願いなどでは、何一つ救われはせぬ!!」
「この子たちが輪廻の環をくぐり、再び転生するその時まで!!」
「"明王"の安慈は、負けるわけにはいかぬのだ!!!」
(´;ω;`) るろ剣で一番印象的だったセリフって、個人的にはコレなんだよね・・。
☆るろうに剣心 語り!!☆
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