これは、東京編が一番面白かったんじゃないか、って連載当時の思い出ばなし。
今日は、るろうに剣心ネタです。 (;´Д`) 各編は、どれが面白かった?的な感想。 るろ剣といえば、大まかには 志々雄が登場するまでの「東京編」 志々雄との闘いを描いた「京都編」 剣心の過去が絡んだ追憶編を含む「人誅編」 この3つから成っていたと思う。 東京編で普通に作品として人気が出たから、 「大ボスとの戦いという長編をやってみよう」 ってことで、京都編をやろうって話になったのかな? その後の人誅編は、剣心の過去やら、人斬りとしての因縁話、 そして薫の死(みんな騙された)etc、わりと暗い展開が多かったね。 東京編は、普通に面白い漫画。 京都編は、ボスを倒す長編という少年漫画の王道展開。 人誅編は、なんか意欲作というか、少年誌への挑戦みたいなイメージもあった。 (;´Д`) じゃあ、この3編の内、どれが一番面白かったかな? 京都編は、チームバトル要素とか面白かったし、安慈や宗次郎の過去とか泣けた。 人誅編も、幕末の動乱の描写とか、復讐されながらも立ち上がっていく主人公みたいな、暗い中に救いありみたいなシナリオも良かった。 でも、一番は、やっぱり東京編かな・・。 薫や弥彦、左之助、恵、剣心組の仲間が増えていって、 刃衛、蒼紫、雷十太と闘う剣心たち。 それが東京編のおおまかなイメージだと思うけど、 なんか、キャラクターたちと共に、明治という時代の描写が秀逸だった気がする。 早い話、 いちばん「明治剣客浪漫譚」のロマンを感じたのって、 なぜか左之助の長屋の描写とか、 剣心が桶で洗濯してるシーンだったんだよね。 (;´・ω・ `) 理解してもらえるかは不明だが、まあ少数派だろうな・・。 サムライファイターのバトルも漫画らしくて面白かったけど。 個人的には、 「明治の時代の人々って、こんな感じだったのかもしれないな」 この作品の、そういう雰囲気に心を惹かれてたんだよな。 るろうに剣心を読み続けることになる「ツカミ」は、 和月先生が描く、明治の街並みの雰囲気だった。 それが無かったら、最後まで読まなかった可能性もあったと思う。 なんつーか、まあ。 るろうに剣心の最大の面白さというか、 どこに惹かれたかというと、 「和風の雰囲気」だった、ってことなんだな、多分・・。 (;´・ω・ `) 解ってくれる人、いるかな? (;´Д`) 日本人のハシクレとして、「近代」に対する郷愁みたいなのもあったのかもしれないな~。
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