斎藤一の最後のシーンがかっこいいと思った記憶がある【るろうに剣心】

主人公が最大のライバルと「二度と会うことはなかった」ってラストに驚いた。
そして、その話を読んで「最終回が近い」と悟ったんだよなあ。


今日は、るろうに剣心ネタです。


(;´Д`) るろ剣の漫画の原作漫画、最終回近辺の思い出がたり!!


人誅編で雪代縁との死闘が終わり、

るろうに剣心は最終回を迎えていくことになりましたね。



剣心は、恵の診療によって身体の不調と剣客としての寿命を悟り、

「斎藤一。あの男との決着だけは付けなければならない!」

そう言って、斎藤に果たし状を送る。



だが、斎藤は剣心をシカトし、

決闘場には姿を現さなかった・・。



「自分が決着を付けたいのは、人斬りの緋村剣心であり、あの男ではない」



そして、剣心は


「どうやら、愛想を尽かされたようだ」

「斎藤一は、拙者の前から永遠に姿を消した」

「二度と共有することのなかった正義」

「悪・即・斬の正義と共に・・」



(;´Д`) これ、連載当時は衝撃的だった覚えがある。




斎藤は完全に味方とは言えないし、

いわゆる剣心組の一員ではなかったが、

味方サイドのキャラの、頼れるナンバー2的なポジションにはいたと思う。


(完全なる味方のナンバー2は、最初から最後まで左之助だったとは思うが)



(;´・ω・ `) 斎藤は京都編では敵のナンバー3の宇水に勝ち、人誅編でも警察の組織力を発揮したり、八ツ目無名異を倒して存在感を出していた!



同時期の他のジャンプ漫画のキャラで言ったら、

近いポジションは、ベジータとか飛影とか、その辺かな?

多分・・。




そんな人気キャラを、アッサリと


「もう、アイツとは会うことはなかった」


そういう言葉で退場させるってのは、


なかなか驚きがあったし、斬新でイケてたと感じた記憶がある。



(;´Д`) 個人的には、「斎藤一は、るろ剣ワールドから現実世界に戻っていった」みたいな演出だと解釈しました。



(;´・ω・ `) まあ、その後の短編やら北海道編で、フツーに再登場して活躍しまくってるんですけどね。




しかし、今になって読むと、

剣心が決闘場で待ってる時間に、

斎藤が煙草を山のように吸っているのが考えさせられるな。



「自分が決着を付けたかった人切り抜刀斎は、もういない」



そのことにイラついてたのかもしれんけど。




(;´Д`) もしかしたら、コイツは「今の剣心」と闘ってみたかった、行くかどうか、最後まで迷っていたんじゃねえかな、と。



(;´・ω・ `) 最後の「阿呆が・・」ってセリフが、剣心に対してだけのものだったのか、よくわからなかったりする。





そして、決闘の発端となった恵の診療の内容

「あと4,5年で、剣さんは飛天御剣流を撃てなくなる」



(;´・ω・ `) これで、先行きに不安を感じた。



直後の「人気キャラ・斎藤一の退場」・・



これにより、

「ああ、るろ剣も最終回が近いんだな・・」

そう思った記憶がある。




斎藤のさよなら演出によって、

るろ剣の連載終了を悟った人も、

多かったんじゃないだろうか・・?




なんとなく、そんな気がするんだよなあ。

☆るろうに剣心 語り!!☆