天地創造のエンディング! アークとエルの再会の真相を考えよう!【天地創造】

天地創造のラストで、地表のエルに会いに来たのは誰なのか!?

今日は、スーファミRPGの名作「天地創造」ネタです。



(´;ω;`) 泣けるエンディングについて考えてみる。



長く苦しい旅の果て、故郷を失いつつも元凶のラスボスを倒した主人公・アーク。

彼の運命は、プレイした人なら言わずもがな。




そして迎えたエンディングの最後は・・。

地表のエルが来訪者を出迎えるシーンで終わる。




だが、来訪者が誰なのか、わからない演出になっている。

はっきりと描かれていない、ということは、ユーザーに任せるということ。

まあ、色々な意見はあると思うけど。



常識的に考えて、あそこで扉を叩いたのは、アークしかいないだろう。



アークはラストバトル後、鳥になった夢を見た。

そして、ストークホルムの森に降り立ち・・。


ライトガイアすら想像をしていなかった展開が待っていた!

アークは自分の姿を取り戻し、エルに会いに来たのだ!!

・・



(^ω^) はい、めでたし、めでたし!!



・・で、いいんだろうか??




これだと、地裏のエルが救われてないんですが・・。


(;´・ω・ `) どうなってるの?




泣けるんだけど、モヤッとする部分があるエンディングでした。




しかし、今から考えると、みんな幸せになってる気がする!


それを、つらつらと書いてみよう!!

エルに会いに来たアークが、主人公のアークとは限らない!?

うん。

実は、最後にエルに会いに来たアークが、主人公のアークじゃない可能性があるのです。



「なに言ってんだ、コイツは?」

と言わないでね・・。



あれだよ、ラストバトルの後に別れたアイツが言ってましたよね。



そう、アークのコピー元であるライトサイドの英雄アークが。


「おたがい、元の世界に帰るとしようか・・」って。

コイツにとっての元の世界って、地表の世界のことか?



ま、まさか。

あれだけ頑張った主人公・アークを差し置いて・・。

地表のエルに会いに行ったのは、ライトサイドのアークなのでは・・?



主人公の地裏アークは、鳥になって消えました!

そして、ライトサイドのアークは、地表エルと仲良く暮らしましたとさ!!



・・

いやいや、それは無いだろう。

そんなオチ、あまりにもヒドすぎる!!!



だいたい、地表えるたそが好きだったのは、主人公のアークだ。



英雄の武具を渡した後、「ずっとあなたの帰りを待ってる」って言うほどにだよ。

わけわからん昔の英雄が会いに行っても「アークの形をした何かの物体」扱いされそうだ。




表エル
「だれかしら、こんな時間に・・」


ライトサイドのアーク
「元の世界に帰ってきたぞwww 開けろwww」


表エル
「アーク・・なの??」




(;´Д`) これはひどい。


このオチだけは無いな!!




よって。

スタッフロールの後、地表エルに会いに行ったのは・・。

間違いなく主人公のアークだよ!!




それは絶対に間違いない!

でも、それだと、地裏のエルが可哀想なことになる・・。

究極の選択。アークは地裏エルではなく、地表エルを選んだのか?

ストークホルムで裏のエルが死んだ時、例の選択肢がある。


「地表のエルを選ぶ」

or

「地裏のエルを選ぶ」



・・ってヤツ。

どっちを選んでも、その後の展開は変わらないけど。



しかしなあ・・。

裏のエルに

「またどこかで会えるよね、ちょっとだけさよなら・・」

って言われた後、すぐに他のオニャノコのところに行くのは、ありえない気がする。



問題というか、シックリ来ないのは、次の2点。


英雄アークが言ってた「お互いに元の世界に帰ろう」というセリフ。


「この元いた世界」が英雄アークにとっては地表。

主人公アークにとっては地裏。


・・と、単純に考えていいものかどうか。



これだとさあ・・。

ライトサイドの英雄のアークって凄まじい外道じゃないの??


消えるってわかってる地裏世界に、主人公アークを残してどっか行こうってんだから。

何か隠された意味があったのでは・・と思えてしまう。



あとは、単純に裏エルが救われてない。

「いつかきっと出会うはずよ」

非常に泣けるセリフである。



それをシカトして、アークは地表のエルのところに行きました。

そんな展開をエンディングでブチかまされてもなぁ・・。




つまり・・。

最後に会いに行ったアークがライトサイドのアークなら、主人公のアークと、地表エルは救われない。

主人公のアークが地表エルを選んだなら、地裏のエルの切ないセリフの意味が無い。




結局・・。

最後に戸を叩いたアークがライトサイド兼ダークサイドで。

出迎えたエルが地表エルかつ地裏エルなら万事解決なんだよな。

表と裏が一緒になってれば、万事メデタシというわけで。




なにか、これを解決する手段はないものか。


(;´・ω・) ないかな~。



・・

思いついた。

地表のエルって、地裏エルの生まれ変わりなんじゃね??

天地創造のゲーム内では、あらゆる時代がメチャクチャに混ざっている。


植物の誕生、動物の誕生、人間の誕生、そして人間が万物の霊長になるまで。

それが、アークが行ってきた天地創造の間の変な状況でした。



でも、その状態を作り出したダークガイア様は滅んだ。


そしてライトガイア曰く「少しずつ本来の世界に戻っていく」とのこと。


これは、色んな時代が融合してる変な状況が、元に戻っていくってことだろうな。



コロンブスが飛行機械を見て「私の考えた航海術など、ちっぽけなものに思える」と言っていた。

大航海時代と巨大飛行戦艦のようなものが混在している、意味不明な時代だったということだ。


しかし、ダークガイアが倒された後、だんだんと彼らは自分の時代(?)的な場所に戻っていくようだ。




この状況を利用しよう。


色々な時代が混在していた天地創造の劇中。

人々が転生するというのなら、各時代の同一人物が何人もいてもいいのではないか?


そういう発想です。





例えば・・。


地裏のアークとエル。

英雄時代のアークとエル。


同じ魂をもつ人々が同じ時代にいても、おかしくないという話。





つまり。

地表のエルと、エンディングのラストで訪ねてきたアーク。

この二人は「地裏のエルと、地裏のアークの生まれ変わりである」という説を提唱する!



もっと言えば・・。

「お互いの世界に戻ろう」と言って消えたライトサイドのアークは・・。

主人公アークの前世ということです。





☆アークの魂の流れ。


アスタリカ文明(毒殺される?)

→

英雄アーク(ダークガイアに負ける、肉体は死?)

→

クリスタルホルムの主人公アーク

→

エンディング後にエルの家に来たアーク





☆エルの魂の流れ。


アスタリカ文明(発狂している!)

→

英雄アーク時代(ベルーガの細菌兵器・アスモデウスで死?)

→

クリスタルホルムの裏エル

→

地表エル




っていうこと。




説明がヘタだけど。

時代が混在した世界であるため、同じ魂である主人公アークと英雄アークは並行して存在していた。


地裏の消滅と共に、世界はあるべき姿になるといって英雄アークが帰りやがった。

この帰還先は・・?




「おたがい、元の世界へ帰るとしようか・・」

これは、ライトサイドのアークが地表に行くということではなく・・。



自分はドライバレーで負けたダークサイドの夜明け前時代に戻る。

自分の生まれ変わりであるキミは、クリスタルホルムへ帰れ。

(クリスタルホルムが崩壊することは知らない・・?)



ってことだったのでは???



そして、世界は時代ゴチャゴチャ状態から、あるべき姿の現代に戻っていく。



その最中・・。


①かつての時代のライトサイドアークが地裏アークに転生

②地裏アークが鳥になって消滅し、最後に戸を叩いたアークになる


これが一瞬で同時に行われながら、世界は正常な状態へと戻っていったのだ。



裏エルのいう「ちょっとだけ、さようなら」は・・。

「絆があるから、いずれ生まれ変わったら、また会える」

ということである。



しかしアークは・・。


「ライトサイド→主人公→鳥→ラストの戸を叩いたアーク」

このハードワークを一瞬でこなす!




裏エルも表エルになっていたので、予想外に再会は早かった!

これでいいんじゃね!?




まあ、天地創造における転生では、クマリ以外は記憶を引き継げないようだが・・。

それでも、ロイドのように、生まれ変わっても愛する人のことをおぼろげながら覚えている人たちもいるしね。



あれだ、地裏のエルが死ぬときに言ってた。


「人には表と裏があって、光と影は一緒じゃなきゃいけない」って。




とにかく!!


世界が元通りになるとき、アークとエルの表と裏も一緒になったのだ!






ストークホルムで地裏のエルが死んだ後の、地表エルのセリフ!



「あなたに、なんて声をかけたらいいのか・・わからない」

「私じゃ、ダメ・・?」

「地裏のエルさんの代わりにはならない・・?」




(;´・ω・) アンタが、地裏エルなんだよ!!!




・・ってことで。





これで万事が解決。



地裏のアーク。

地裏エル。

地表エル。

ライトサイドのアーク。




全員が幸せになれるオチになりました!!

・・かな?

天地創造のラストシーンは、アークとエルが表と裏を一つにして、13時の世界を超えた・・という意味なのでは?

おしまいに、2つ考える。

ラストシーンの演出と、「天地創造」という言葉の真の意味について。




ラスボスの長老・ダークガイアの目的。

それは、永遠に停滞した「13時の世界」を作ることだった。

(それはそれで、生命への愛情の変質かもしれなかった?)



生きるべき命を勝手に選んで、そのまんま存在し続けるだけ。

そこには、天地創造の地球が持つ創造と破壊の二面性はない。

ライトサイドもダークサイドも、表も裏も無い。



ずっと何も変わらない世界に、アークとエル、そしてすべての命は閉じ込められそうになっていた。

アークは途中までその道を歩んだが、仲間たちと共に闘い、13時の世界を否定することができた。




ラストでアークがエルんちの戸を叩いたのは・・。

夜の12時になるちょっと前でした。

このこと自体に意味は無いが、二人の将来を暗示している。




つまり、ラストシーンの意味は・・。



エルが扉を開け、二人は再会する。

そして、表も裏も一緒になって13時が来ない普通の時間へ。

つまり0時から始まる「二人の明日」へと行ったんだと思う!





そして、「天地創造」とは・・??



この意味は実は、


「アークが地球を再生させた」


ということではないのです・・。





そう・・天地創造とは!!



「アークとエルが一緒に生きていく、新しい世界が創造された」



ということだったのだ!!





(´;ω;`) イイハナシダナー!




(^ω^) ※個人の解釈です!

☆天地創造ネタ!!