船橋競馬場(現実)の顕彰馬!!
サトミアマゾンの思い出!!!
今日は、マキバオーネタです。 (^ω^) 船橋競馬場の名馬、サトミアマゾン語り! 何年か前に、船橋競馬場に一度だけ遊びに行きました!! 神奈川県横浜市からは、電車で2時間かかったんだが。 たしか、2015年の「習志野きらっとスプリント」だったかなあ。 ルックスザットキルが勝った時の。 (;´Д`) よく覚えてんな。 船橋競馬場では驚いたね。 船橋競馬場の中に、船橋競馬ミュージアムというイケてる施設があるんだが。 マキバオーファンの間では、名言製造機と名高いサトミアマゾン。 そのアマゾンを紹介するコーナーが普通にあったからね。 漫画キャラなのに、現実の歴代の名馬たち同様の扱いで、 船橋競馬場で称えられているわけです。 サトミアマゾンは、マキバオーにおいて登場した地方馬でした。 パチモン種牡馬ばかりが登場するマキバオーという漫画。 でも、アマゾンはミルジョージという、実在の種牡馬の息子として登場しました。 1996年。 現表記でアマゾン3歳の春。 船橋で10戦10勝した後、JRAの弥生賞で3着になった。 それによって皐月賞の出走権を取得し、本番で3着! 続くダービーでは4着、菊花賞2着とクラシック三冠戦で好走した馬でした!! ヒットマンことサトミアマゾンには、色んな名台詞があるんだけど。 代表的なのはコレかな。 「2着だろうとシンガリだろうと負けは負け」 「勝負ってのは勝つか負けるかしかねえんだ」 「大敗するのがみっともない・・?」 「勝負から逃げるのは・・それ以下じゃねえか!!」 ダービーのレース後半、府中競馬場の直線。 サトミアマゾンは、ミドリマキバオーの激走に弱気になってしまった。 マキバオーのマスタングスペシャルは、皐月賞ではスタミナロスで不発。 しかし、ダービーでは思いっきり炸裂します!! 「大敗なんて・・。地方競馬代表として、みっともない真似はできない!」 「せめて、このまま2着をキープしねえと・・!」 そう思ったが、皐月賞のあと、自分を気遣っていてくれた船橋の馬たちのことを思い出します。 東京競馬場へ向かう馬運車に乗り込んだアマゾンを激励して叫びながら、馬運車の後を追ってしばらく走ってきていた仲間たち。 「がんばれよ、アマゾン!!」 「カスケードを倒すんだぜ!!!」 (俺たちの分まで、がんばってくれ・・!!) そんな仲間たちの思いを背に、弱気な考えを改めるアマゾン。 そして、前述の名ゼリフを叫んで再び勝負に出て、加速していくのでした。 これがカッコ良かったので、菊花賞ではアマゴワクチンとサトミアマゾン。 どっちを応援したらいいかわからなくなった。 (主人公? 知らんわwww) アマゾンは地方競馬の代表として、三冠最後の菊花賞を何とかして取りたい!! トレードマークのメンコとブリンカーを外し、超イケメンな素顔をさらして勝負に出ます!! しかし、菊花賞にかける思いはアマゴワクチンの方が上のようでした。 最後の一冠。 全兄のピーターツーが故障引退で走れなかった菊花賞でしたが・・。 ワクチン本人にはそういう因縁よりも大事なことがあった。 皐月賞は骨折明けでまともに戦えず。 ダービーは出走すらできなかった。 だから、最後の一冠は必ずマキバオーに勝つ。 そして、年末の有馬記念を・・。 アマゴワクチン VS カスケード VS マキバオー 去年の朝日杯から続く、この三強対決の舞台にしたい。 ・・と、菊花賞の出走馬の中では明らかに気合がズバ抜けていました。 ライバルたちの実力もしっかり分析しており、マキバオーに語り掛けます。 「悪いが、今回はお前よりアマゾンを警戒してるんだ」と。 ワクチンとしては、ダービー馬のマキバオーより、長距離適性のあるアマゾンのほうが怖かったのです。 レース結果も、実際にその通りになりました。 アマゾンは皐月賞とダービーの時と同様、 菊花賞でもマキバオーと競り合います。 「皐月賞とダービー・・!!」 「何度もその白い小さな身体に跳ね返されてきた!!」 「今度こそは・・その屈辱をお前に味わってもらうぜ!!」 そう言って、今まで二敗しているマキバオーには勝つものの・・。 皐月で先着したアマゴワクチンには一歩及ばず、菊花賞は2着でした・・。 そこで、アマゾンの中央競馬への挑戦は終わったのです・・。 その後のアマゾンは、レースには出てこなかったけど・・。 続編の『たいようのマキバオー』では、なんと10歳まで現役を続けたと言われています。 1996年に現表記で3歳だから・・。 2003年くらいまで現役だったんでしょうね。 サトミアマゾンの名言は上で出してしまったけど。 個人的には、サトミアマゾンの一番の泣ける言葉は、次のこっちだね。 皐月賞でアマゴワクチンが脱落した後。 カスケードとマキバオーに勝てそうもなく、後退しそうになるアマゾンの悲痛な叫び!! 「くそ~!! 船橋に人を・・。人を集めるんだ!!!」 ちょっとぉ・・。 ( ;∀;) なんて健気な馬なんでしょう。 皐月賞のレース前には、「地方は中央の二軍じゃない」と仲間に言い切る。 「強い船橋をアピールして・・。ここに人を集める・・」 このホームへの愛情は、他の登場馬たちには無いものでしたね。 数々の名セリフより何よりも、このホーム愛を現した絶叫が心に残ってます。 「坂の中心で船橋愛を叫んだうま」です!! なんというか、カッコイイより、かわいいんだよ。 この時期の、3歳の春のサトミアマゾンはな!! よし。 次は、たいようのマキバオーで判明した、アマゾンの戦績について触れてみるか・・!!!
サトミアマゾンはGIを獲れたのか?
『たいようのマキバオー』である程度は判明!!
帝王賞とMCS南部杯を勝ち、最低でもGIを2勝している!!
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続編『たいようのマキバオー』では、菊花賞後のアマゾンにも触れられていた!! 菊花賞のあと、南関のレースに出走したアマゾンは、自虐的な部分も見せた。 「偉そうなことを言って、何一つ手に入れられなかった地方の恥さらしだ」 そのアマゾンに対する鞍上・正木時二の言葉・・。 「そうか? 見てみろ、聞いてみろ。お前が獲ってきた、大観衆だよ」 このやりとりにホロリとしましたね。 カスケードの引退した有馬記念に出走しなかった理由も描かれます。 JRAでは無敵を誇っていたダート王、ラブリィブラリィが東京大賞典に出走予定。 地方代表としてこれを迎え撃つため、東京大賞典に出走したのでした。 「中山じゃないさ。俺の戦う場所は」 アマゾンはそう言い、有馬記念を回避して、東京大賞典を勝利!! そこで、見事にJRAのダート王を撃破しました!! でも、まだアマゾンはGI馬じゃなかった・・。 当時の東京大賞典は、まだGIIだったのだから。 JRAのフェブラリーステークスがGIに昇格したのは・・。 カスケードが引退した有馬のすぐ後、1997年の2月。 川崎記念、帝王賞、マイルチャンピオンシップ南部杯、東京大賞典。 これらもすべて、マキバオー世代の一年後くらい。 1997~1998年にGIになったんです。 つまり、1996年末までは、ダートGIは存在自体がなかった。 今からじゃ、考えられない状況ですな。 アマゾンのホーム・船橋で行われる「かしわ記念」に至っては、2005年。 つまりアマゾンが10歳で引退したさらに後にGIになりました。 ということは・・。 サトミアマゾンがGIを初めて獲ったのは、1997年の帝王賞ですね。 そこでGIに昇格したフェブラリーSの初代勝ち馬であり、JRAダート絶対王者のラブリィブラリィをまた返り討ちにしたとのこと。 続いてMCS南部杯も制覇、ということでした。 この2つだけは、獲ったことが続編において明確になっています。 サトミアマゾンは、GI認定されてからの帝王賞とMCS南部杯の初代勝ち馬ということだ。 そこで、初のJRAのダートGI馬にも勝った、ということですね。 うーん、カッコいいぞ。 地方競馬の英雄というより、もはや・・。 ダートGI創成期の神か?? だが、もし、アマゾンが1~2年遅れて生まれていれば・・。 ダートGIが整備されてきているため、中央への挑戦はなかったかもしれない。 アマゾンが現表記3歳の時点では、GIを取るためには中央の芝に遠征するしかなかったのだから。 あのマキバオー世代の数々の名勝負が、ほんのわずかなズレで実現しなかった可能性があるのだ!! そして、引退を考え始めたのか、続編でアマゾンは語る。 「サトミアマゾンは(中央で)負けた。それだけだ」 「屈辱だけを伝えて、美談にはするな」 「これは意地だ。意地を育てるんだ」 「でなきゃ、いつまで経ってもオレクラス止まりだぜ」 って。 『たいようのマキバオー』でも、アマゾンの名セリフ製造機っぷりは健在。 サトミアマゾンファンは、ぜひ『たいようのマキバオー』を読んだほうが良いと思う!! 産駒のアマゾンスピリットも、親父に匹敵する名言をいくつも産んでるしね!!!
サトミアマゾン
「船橋に人を集めるんだ・・!!」
→結果
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サトミアマゾンが「船橋に人を集めるんだ!!」と叫んでから20年以上が経ちました。 時代は変わるもんで、私なんかは開催の度に船橋の馬券を買っていますね。 スマホでだけど。 土日祝のJRA開催だけじゃない。 全国の馬券が、もうスマホで簡単に買えるんだよなあ・・。 サトミアマゾンがそんなこと聞いたら、どーいうリアクション取るんだろうな。 まあ、普通にアマゾンは驚くか。 「こんな小さい機械で簡単に馬券が買えるのか!?」 「そんな時代になったのか・・」 って。 SPAT4やオッズパークなどのインターネット投票の影響で、南関東競馬の売り上げ自体はまた上がってきてるようだ。 船橋愛に溢れるアマゾンにとっても、これは素直に嬉しいことだろう。 でも・・。 「テレビや電話の小さい画面じゃ、迫力が伝わらねえだろ」 「たまには現地で観戦してくれよな」 とか思っててくれると・・泣ける。 本日、2019年の9月23日。 アマゾンのホーム・船橋競馬場で開催される、日本テレビ盃(JpnII・GII)を買う!! (^ω^) 地方馬も中央馬も、ケガ無く無事に走れるように祈ります!!
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