マキバオーで一番泣けるシーンは、有馬記念の山本菅助のアレなんだよな。(みどりのマキバオー)

マキバオーの騎手たち。彼らがレース中に喋るようになってから、とてつもなく面白い競馬漫画になった。

有馬記念は、登場馬だけでなく、登場人物すべての集大成でもありました。
・・ドバイワールドカップ編もよろしく。

引用:つの丸『みどりのマキバオー 12巻 79ページ』
また、マキバオーネタを書き散らす。



今回はマキバオーに登場したジョッキー達について語ろう!!

彼らが生み出した感動シーンについてもね!!



いうまでもなく、『みどりのマキバオー』は競馬漫画の傑作なわけで。



序盤から面白いことには間違いない。



でも、超クソ面白い漫画になったのは・・。

皐月賞で、騎手がレース中にしゃべりまくるようになってからだと思う。





なんか、皐月賞から、急激に騎手のセリフが増えてきたんだよね。


それまでのスプリングSまでは、マキバオーの鞍上、山本菅助がほぼ一人でしゃべってたんだよ。




あとは、ニトロニクスに乗ってた木曽政義くらいか?

モーリアローの騎手、アンカルジアの騎手、そしてカスケードの主戦の服部政人・・。

彼らは、まだ全然しゃべらなかった。




とにかく、皐月賞からだ。

菅助くん以外の、各ジョッキーが活き活きと動き始めたのは。






皐月賞では、骨折のせいで奇策に出るしかなかったアマゴワクチン。

乱ペース作戦で善戦するも、中山の坂でヘロヘロになってしまう・・。

でも「・・まだ・・行けるぜ・・」と闘志をむき出しにする!!




しかし・・。

彼に騎乗した山中馬之助は、ワクチンを気遣ってムチを打てなかった。




「その脚でここまであいつらを苦しめたんだ!!」

「もう充分だ!誰にも文句は言わせねえ!!」



「頼む・・ワクチン・・」

「もうピーターIIの時の思いはしたくないんだ・・」

「だから・・無茶はやめてくれ・・・」




ついにアマゴワクチンは、鞍上の言葉を聞いて皐月賞の優勝争いから脱落した・・。


後の菊花賞では、ワクチンの勝利への執念について語り草になっています。


でも、ワクチンのパートナー。


ピーターIIとアマゴワクチンの両方の主戦騎手だった、この男。


山中馬之助にも、とてつもない闘志があったんじゃないかなー、ということですね。






そして、皐月賞の中山の急坂。

アマゴワクチンとサトミアマゾンが脱落し・・

きつつき戦法のマキバオーが、地を這う走法のカスケードに迫る!!




カスケードに並ぼうとするミドリマキバオーを見て。

「な・・何だと!?バカな!?」

って絶叫する、服部政人のカッコ良さよ!




個人的には、マキバオーとカスケードの対決は、この皐月賞が一番好きなんだよね。

差しつ、差されつ。

チュウ兵衛親分による、咄嗟のきつつき戦法の発動。




あのカスケードが、ワクチンの乱ペースによりスタミナを失っているはずのマキバオーに対して弱気になる!!

「こ・・こいつ バケモノか・・」

って、大口を開けて、眼を見開くカスケードが印象的!!



朝日杯では、まだカスケードの方が明らかに強い感じだった。

だが、ここでマキバオーはカスケードを驚愕させるまでになった!!



だから、マキバオーとカスケードは・・。

皐月賞において、初めて「同格の」ライバルになった感じがするね!




カスケードは万全ではなくて、マキバオーもチュウ兵衛の落馬というアクシデントがあったけど。



後のダービー同着。

有馬で幻の全盛期カスケードをぶっちぎるマキバオー。



その二つより、この皐月賞の叩き合いは迫力がありすぎた。

だから、マキバオーとカスケードの対決は、皐月賞がベストだと思う!

マキバオーのダービー~有馬記念。服部政人の名脇役っぷり!カスケードにとっては最高の相棒でした!!!

カスケードの意志に任せ、大事なはずの優勝レイすらライバルに捧げて惜しまぬ漢っぷり。

引用:つの丸『みどりのマキバオー 9巻 20ページ』
騎手の話に戻るが・・。



続くダービーでは。

ベアナックルを唯一乗りこなせる江里口信夫のセリフもいい。

あのサトミアマゾンすら差したとき。




「お前は駄馬なんや。アホ馬なんや!!」

「名馬なんてタイプとちゃう!メチャメチャにやって・・」

「史上最強の駄馬になったれ~~~~!!!!」




ってセリフは・・。

日本競馬の祭典、日本ダービーでしか出せないセリフだよね。

半ばヤケクソ、良い意味で吹っ切れ・・ということで。




アマゾンの「勝負から逃げるのは・・それ以下じゃねえか!!」といい。

ダービーの最後の直線は、名セリフの連続だった!




そして、半蔵こと服部政人は、ダービーでもセリフが多かったんだけど。

レース終了後の方が印象的。




ダービーの死闘の末、亡くなってしまったチュウ兵衛。

そのチュウ兵衛に対する服部政人の言葉。




「一度に二つのダービーを獲るなんて聞いたことねえよ・・」

「最初で最後のことだ。誰も超えられねえ・・。大記録だよ」





そう言って、カスケードと一緒に去っていきます。

ことの発端は、カスケードが自分のダービーの優勝レイをチュウ兵衛に捧げ、マキバオーもそれに倣ったからでした。




カスケードは、皐月賞では実質マキバオーに負けていたため、何としてでも今回はハッキリと勝ちたかった。


特に、あのきつつき戦法を咄嗟に繰り出してきたチュウ兵衛と、ハッキリと白黒を付けたかったのでしょうね。


しかし、チュウ兵衛は同着の末に死んでしまい、彼の勝ち逃げという形になった・・。





それに何より。



チュウ兵衛がいなかったら、マキバオー・・。

そして、一緒に実力を高め合ってきたカスケードもここまで強くなれなかった。





チュウ兵衛がいなければ・・。

ぶっちゃけ、ベアナックルがダービー馬になっていたかもしれない。





そういう意味で。

カスケードがダービーの優勝レイを捧げた意図には。



「チュウ兵衛は、マキバオーとカスケードでダービーを二つ獲った」

って意味もあったんじゃないか、と思う。



そんなカスケードの意を汲んで、半蔵は「最初で最後の大記録」と言ってくれたんじゃないかなと。


(>_<) ・・違う?






あと半蔵で泣けるのは・・。

カスケードの最後のレース、有馬記念の出走前のエピソード。



カスケードがマリー病を押して有馬記念に出走しようとするとき、本多社長とかはみんな「死ぬぞ」「考え直せ」って止めるんだよね。

みんなカスケードの病気を心配してるんだから、それが当然だ。



でも、ずっと一緒に闘ってきた主戦騎手。

この服部政人だけは、肯定してくれるんだよね。




「最後だぞ」って。




まあね。

もう、多くは語らない!


「カスケードにとって、これ以上のパートナーはいなかった」

ってことだよね!!

『みどりのマキバオー』で一番泣けるシーンは、有馬記念優勝後の山本菅助のアレ。

有馬記念優勝後。
死んだチュウ兵衛を思って泣く菅助くんが、マキバオーで一番泣ける・・。

引用:つの丸『みどりのマキバオー 12巻 137ページ』
そんで。

実は、『みどりのマキバオー』で一番泣けたのは・・。




個人的には、有馬記念勝利後の山本菅助の号泣でした。




打倒カスケードの夢を叶え、有馬記念を勝った後。

菅助くんは、マキバオーに乗ったままガッツポーズをし、手綱を放して落馬してしまいます。

そして、苦笑しながら・・。




「ははは・・。何をやっても、俺はカッコ良くないや」

「親分さんはカッコ良かったよね。親分さんならどう喜ぶのかな・・」




って、マキバオーに笑いながら語った直後。




「親分さんはやっぱり・・。泣いたりしないだろうな・・」

「み・・みっともねえ・・って・・笑うだろうな・・・」

「・・うわああああーー!!」




って、ターフの上で寝っ転がったまま、両手で顔を覆い号泣・・。

これは、有馬記念を勝った嬉しさだけではない。



今は亡き、チュウ兵衛親分への思いが爆発してしまったのでしょう。

隣にいるマキバオーも、もらい泣きをしていました・・。




この時の菅助くんは・・。



「親分さん。ついに、たれ蔵くんがカスケードに勝ちました」

「僕たちが、日本一になったんですよ・・」



って思いでいっぱいだったんでしょうね・・!!





そして。

その喜びの中には、やはり寂しさもあったんだと思います・・。



自分たちは、夢を叶えた。

でも、いちばんその場にいてほしかった人がいる。

志なかばで亡くなった、家族同然の戦友であり恩師でもある親分。



胸を張って、報告できる・・。

だけど、考えずにはいられない。



「もし、あの人がここに居たのならば・・」

「どう喜んだだろうか?」



亡くなっても、親分の心はいつも自分たちと共にあった・・。

それは間違いない・・でも。



一緒に勝ちたかった。

ここに居てもらいたかった。



泣いている自分に

「みっともねえ」

って言ってほしかった。



・・ということです。





(  ;∀;) 個人的には、コレが一番泣けた。






ここまで長々と書いてきた。

・・どーでしょうか。



最初にも書いたけど。

この『みどりのマキバオー』という漫画は・・。

皐月賞あたりから騎手がたくさん喋るようになって、さらに面白くなったと思う!!




とかく、みどりのマキバオーでは・・。

競馬漫画だけに馬にスポットが当たりやすい!


マキバオー、カスケード、アマゴワクチン、サトミアマゾン、モーリアローあたりの話題はよく見る。





しかし、読み返してみると、騎手も名ゼリフだらけなんだよなあ。

現実でも、名馬たちの相棒としてのジョッキーのエピソードが多々あるけど。



マキバオーという漫画に関しても・・。

そういう話がポツポツと出始めてから、一気に面白くなった気がするんだよね。





そんなわけで。

マキバオーを、騎手たちに注目して読み返してみるのも、また面白いかもね~。




(^ω^) ・・という、マキバオーネタ語りでした!!

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