冥竜王ヴェルザー説とか、魔界編のラスボス説とか色々あるけど。
実際どうだったの?
今日は、ダイの大冒険ネタです。 (;´Д`) 未消化に終わった伏線の詳細について、考えてみます。 マザードラゴンが劇中で初めて描かれたのは、ラーハルトの回想シーンでしたな。 初登場は、ダイ達が大魔王バーンと最初に戦った後だったけど。 そこで、自分が死んだと勘違いしたダイが 「おれの代わりに、新しい騎士が生まれるのか?」 って聞いた後。 マザードラゴンは 「今の私には、新たな騎士を生む力が無い」 「"ある邪悪な力"によって、私の命は尽きようとしている」 って返していましたね。 (;´・ω・ `) そして、その「邪悪な力」の詳細が語られることはついに無かった・・。 この「邪悪な力」は、大魔王バーン様ではなかったと思うんだよね。 そして、バーン様はその「邪悪な力」がマザードラゴンを脅かしていることを知らなかったと思う。 なぜなら、前述のシーンでマザードラゴンが来た時、バーン様は 「ダイは死んだのだ。新たな騎士が生まれたとしても、一人前になるには十数年かかる」 と言っていた。 (;´Д`) つまり、バーン様は何もしておらず、マザードラゴンが死にかけていることも知らなかった。 じゃあ、その「ある邪悪な力」というのが何だったのか・・と想像すると。 (;´・ω・ `) おそらく、次の3パターンが考えられると思う!!
石像になった冥竜王ヴェルザー説。
没になった魔界編の強者説。
そして、あと1つは・・?
まず考えられるのは、冥竜王ヴェルザー説ですな。 ポップが言うように「魔界で石になっちまってるやつが何故?」 って感じだけど。 ヴェルザー様は不滅の魂があるし、バランに殺されても完全には滅んでいなかったのである。 そもそも、バーン戦後にあるはずだったが没となった「魔界編」では、復活したヴェルザーを青年ダイが倒しに行く、という構想だったらしい。 それなら、石化状態のヴェルザー、もしくはヴェルザーの配下の何物かが、マザードラゴンに強烈な呪いのようなものをかけていた・・って線もある気がする。 (;´Д`) 「竜の騎士め。やつの母親を殺してやる!」・・みたいな流れか? お次のマザードラゴン殺したいヤツ候補は、 本編で出なかったキャラである。 そう・・。 没となった「魔界編」で登場するはずだったアレ。 大魔王バーン、冥竜王ヴェルザー、そしてもう一人の謎の人物。 「魔界の第三勢力、三強の一角」である。 (;´Д`) バーンとヴェルザーがライバルだったけど、ホントはもう1人強い奴がいる設定だったらしい。 (;´・ω・) 種族は不明なのだが、「人間」と推察するファンもいるようだ。 「マザードラゴンが"邪悪な力"と言っていた段階では、まだこの第三の男がいる設定だった?」 ってことである。 もし、コイツの仕業だったとしたら、かなり狡猾だったと見ていいだろう。 この謎の人物が、何を考えていたか? それを想像すると、意外と恐ろしい気がするのである。 30~40年前にマザードラゴンがバランを生んだ時は、彼女はまだ元気だった。 つまり、何者かがマザードラゴンを脅かし始めたのは、せいぜいこの10~20年だと思う。 その期間にあった一大イベントといえば、 やはり竜の騎士バランVS冥竜王ヴェルザーの死闘だろう。 その前後に、「第三の男」がマザードラゴンに呪いをかけたとしたら、その理由は・・? ライバルのヴェルザーをバランに倒させてから、マザードラゴンが次の騎士を生めないようにした。 → 普通なら、バランは次に悪党のバーンに挑むはずなので、バーン勢力を削ってから死ぬはず。 → 魔界勢力が三つ巴の中、ヴェルザー死亡、バーン弱体化、残り1人の謎の男がウハウハ。 (;´・ω・) そういう展開になるはずである。 (;´Д`) バランが人間を憎んだことと、ダイが生まれたことは「第三の強者」にとって「想定外」かも? もう一つ、考えられる候補としては・・。 「邪悪な天界の住人」ってところだろうか。 マザードラゴンが「ある邪悪な力」と言葉を濁したのは、何でだろうか? ヴェルザーならヴェルザーと言えば良いし、第三の男ならソイツの名前を言えば良いだけである。 もしかしたら・・。 多少は後ろめたい何かがあったのでは? つまり、マザードラゴンのいる天界も、実は一枚岩ではなく。 堕落した天空人みたいなのが天界か魔界に潜んでいて、ソイツがマザードラゴンに死の呪いをかけている。 だから、名前は言い辛かった・・みたいな流れですな。 (;´・ω・) 天界内でのいざこざに関しては、バーン様も知る由もない・・ということですね。
まとめると、マザードラゴンの殺害を目論んだ容疑者は、次の3候補が怪しいと思われます!!
①冥竜王ヴェルザー様が犯人説!
幻の続編、魔界編ではヴェルザーが復活し、ダイと戦うという構想だったようである。 ヴェルザーはバランに殺された後、時間をかけて復活できる設定だった。 だが、天界の精霊に封印されて石になってしまった、というのが本編で語られていることだが。 (;´Д`) どうやったのかは知らんが、蘇るストーリーになったようだ。 すると、その復活した時のために、竜の騎士の存在自体を消そうとしていたんじゃないだろうか? バランが生まれた時は、まだマザードラゴンは元気だった。 しかし、その後の20~30年でマザードラゴンは死にそうになっていた。 「バランに殺されたので、次に復活した時に竜の騎士が生まれないよう、ヴェルザーはマザードラゴンを呪った」 (;´・ω・) そういう展開ですかね、たぶん・・。 (;´Д`) あるいは、本家ドラクエの「竜王」と「竜の女王」みたいに、ヴェルザーとマザードラゴンにも何か因縁があるとか?
②没となった魔界編の「第三の強者」の陰謀説!
魔界編で強敵になるはずだった(?)正体不明の存在。 大魔王バーン、冥竜王ヴェルザーに並ぶ、 もう1人の実力者がいた・・。 という連載当時の裏設定を考え、 ソイツがマザードラゴンに呪いのようなものをかけていた・・って説である。 何気に、バーンとヴェルザーのライバルだったソイツがやったなら・・。 「バランにヴェルザーを殺させ、バランがバーンを削った後、もう新たな騎士は生まれない状況にしたい」 (実際は、ヴェルザーを完全には殺せず、バランは人間を憎んでバーンに協力してしまったが) そういう神技みたいなタイミングなので、相当に狡猾な男だったとみて間違いないだろう。 (;´Д`) 没った「第三の強者」の仕業なら、とんでもない悪党かもしれませんよ!!
③「天界にも不良がいる」説!
マザードラゴンの言う「ある邪悪な力」は、名指しでは言えない名前。 天界にとって都合が悪い存在だった可能性がある。 つまり、天界にも邪悪な何かがいた、堕落した天使みたいなのがいた説である。 (;´Д`) 極悪な堕天使とか、そういうタイプの新しい敵、ということですな。
④おしまいに。
・・アレ? この1,2,3って、全部が正しい可能性もあるかもしれない?? 「マザードラゴンは"ある邪悪な力"と言葉を濁した=元天空人?あるいはダイが守ろうとしていた人間族?」 「石化して動けないヴェルザーが、ソイツに『竜の騎士は厄介だから血を絶やそう』と協力を要請」 「その男こそが、大魔王バーン、冥竜王ヴェルザーに並ぶライバル、『第三の強者』だった」 ・・みたいな。 魔界編は妄想し甲斐があるし、面白そうだなー。 (;´・ω・) 冒険王ビィトの次に、やってくれませんかね~・・。 (;´Д`) ダイの大冒険は、あそこで完結してるからこそイイのかもしれないけどね!
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『ダイの大冒険』を読み直そう!!
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