バラン父さんがダイに
「自分がソアラを失った時と同じような目に合わせたくない」
そう思って左手の竜の紋章の発動を導いてくれた、と思うと・・。
今日は、ダイの大冒険ネタです。 (;´Д`) ラスト付近で、双竜紋が発動した時に思ったこと。 ダイとバーンの最終決戦の前に、暴走した魔力炉にレオナが捕らえられ、管理者のゴロアと戦うことになったダイ。 ゴロアの重力波でピンチになり、 「このままじゃレオナを救えない!!」ってなった時。 ダイがバランの紋章を左手に発現させ、 両手に竜の紋章が発動した状態。 「双竜紋」になったんだよね。 昔に読んだ時は 「ああ、レオナのピンチにダイが新たな覚醒したのね」 くらいの感想だったんだが。 再アニメ化で読み直したら、割とウルッと来てしまったな。 ダイが泣きながら 「竜の騎士は、本当にそんなに弱いのか」 「大切な人を守るぐらいの力さえも出せないのかあああっ!!!」 って叫んだあと、ソアラ死亡の回想シーンと共にバラン父さんが登場し、 「過去の竜の騎士の血塗られた歩みにとらわれ、悲劇に見舞われた女性は少なくなかった」 「ソアラも、残念ながらその一人だった」 「だが、過去の歴史はどうあれ、お前はお前だ!!」 「過去の竜の騎士の悲しき宿命を断ち切ってみせろ!」 「はじめて レオナを助けた時を思い出せ!!」 「お前はただの竜の騎士ではない。私の魂をも受け継いだ、全く新しい超騎士なのだ!」 「起てっ!! 起ちあがれっ ダイよっ!!!!」 こう言ってくれたけど、オヤジ的には 「私はソアラを救えなかったが、お前は好きな女の子を守り抜け!!」 って感じのことを言いたかったんだよね。 バランの話しぶりからすると、昔の竜の騎士達も、カノジョや奥さんになりそうだった人を守れなかったみたいだ。 ダイとレオナも、そのオチを迎えようとしていた、ってことである。 つまり、バランだけでなく、彼が受け継いできた過去の竜の騎士達の思いも受け継がれて発動したのが、 「双竜紋」だったんじゃないかな? 今まで、竜の騎士とその恋人たちは、ずっと悲劇に見舞われてきたんだが、ダイとレオナは違った。 そして、2人を助けてくれた2つ目の竜の紋章、本来の竜の騎士の力の上乗せは、 「悲劇を繰り返すな」 っていう、バランや過去の竜の騎士達の願いでもあったんじゃないか・・。 (;´Д`) そう思うと、チョット泣ける気がするんだよね。 (;´・ω・ `) バランの「起て!」が旧OPの出だしみたいに「起」の字を使ってるのも芸が細かいな。 でも、レオナとバランの絡みってあんまり無かったな、そういえば。 テラン編では死闘を演じた仲だし、死の大地編の共闘前は 「ダイ君のお父さんだけど、記憶を消した恐ろしい男」 ってイメージがある気がする。 「次にワニキにベホマを使ったら、ライデインをぶち込むぞ!!」 って脅されて、ヒュンケルが来なかったら殺されていたし。 (;´Д`) あんまり、レオナのバランパパへのイメージは良くなかったのでは? バランが黒のコアの爆発からダイをかばって死亡した時も、レオナはいなかったしなあ。 もちろん、終盤のレオナはバランの死を無念がっているだろうけど。 なぜか知らんが、バランとその息子の彼女レオナの組み合わせで連想するシーンは・・。 テランの竜魔人の時に、バギを食らわされてゴロゴロ転がっていく場面だな。 (;´・ω・ `) 主人公の親父とヒロインの組み合わせに、そんなイメージしかないとは・・ひでえな。 バランのダイに対する 「好きな女の子を、ちゃんと守るんだよ」 みたいな想いをレオナが知ったら、感激して泣くレベルだと思うんだけど。 たぶん、なにひとつ伝わってないよね。 (;´Д`) レオナとバランは、もう少し接点があって欲しかった気もする・・。 あと、話が全然変わるけど。 この魔力炉の前後の流れだと、ゴロアが語ったおとぎ話も何か印象的だったね。 「魔界において、最強の武具と鎧を持った不死身の剣豪がいたが、自分の武器で殺された」 みたいなやつ。 この剣豪が、実はバルトスの言っていた、かつて魔界を牛耳った剣豪だったりして。 つまり、その剣豪の名前こそが、 HP1のまんま死なない闘志の男。 「ヒュンケル」の名前の由来だったのではないか・・? (;´・ω・ `) まったく、何の根拠もないけどね・・。
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