身体能力だけなら間違いなく日本最強馬!
ベアナックルは、マキバオーやカスケードよりも強い!!
今日は、マキバオーネタです!! みどりのマキバオーに登場した気性難の名馬にして・・。 鞍上・江里口信夫いわく「史上最強の駄馬!」 ベアナックルについて語ろう!! 彼の血統は、父がカツラギエースでした。 (;´Д`) 漫画ではカツラデエースという名前だが。 三冠馬ミスターシービーと同い年、1983年クラシック世代の馬の産駒です。 つまりベアナックルは、プリンスリーギフト系ですね! 彼の初登場は、マキバオーの出走した青葉賞!!! そこで九州産馬として登場し、楽勝ムードのマキバオー陣営に対してとんでもない実力を見せて逃げ切り勝利!! ダービーに向けて、また1頭、謎の強豪が登場・・。 という話でした。 その後は、日本ダービーで大幅出遅れをするものの、最後に突っ込んできて、あのサトミアマゾンに先着する3着。 (;´Д`) 出遅れなかったら、もしかして勝ってた? 秋初戦の京都新聞杯(1996年当時は秋のレースでした!)では・・。 ご存じのモーリアロー、それに後の天皇賞馬プレミアを寄せ付けず。 ダントツのスピードでゴールイン!! 騎手を振り落として失格になってましたが(笑) もし、振り落としてなかったら・・。 (;´・ω・) 後の天皇賞・春を勝ったプレミアには楽勝だった?? 菊花賞では下り坂で大きく膨れ上がるも、ラチを蹴ってジャンプし、追いついてくる! しかし、2週目で同じく坂で膨れてしまい、今度はラチにXXXをぶつけて失神、競争中止となってしまった・・! XXXが腫れあがったベアナックルが、有馬記念を回避しようとしている頃。 マキバオーは、ツァビデルに言われます。 「ベアナックルが日本最強馬かもしれない」 「レースで勝てる馬ではないが」 ・・って。 ツァビデルは、マキバオーの特訓に付き合うにあたり、ダービーと菊花賞のビデオを見ていたということがセリフで明示されています。 ツァビデルはビデオを見ながら、次のように思ったに違いありません。 ツァビデル 「なんだこいつ・・」 「ダービーでは、コイツの出遅れがマキバオーに幸いしたな」 「まともに走ったらマキバオーやカスケードでも勝てないぞ」 「菊花賞・・。やはり、ダメだこいつは」 「能力では日本最強だが、レースで勝てる馬ではない」 こうやって、ツァビデルはベアナックルを評価! 身体能力だけなら最強、という結論を下したのでしょうね!! その後のベアは、有馬には残念ながら出れず、ドバイワールドカップ編で活躍するのですが。 実際のところ、ベアナックルは本当に最強だったのかどうか・・。 ちょっと考えてみましょうかね!!
ベアナックルの戦績は?
気性難だが、どんな戦法が良かったのか??
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ベアナックルは3歳時に青葉賞を逃げて勝ち、ダービー3着、京都新聞杯と菊花賞を失格、競争中止という成績でした!! 古馬になって(京都?)金杯を大差で逃げ切り、その後はドバイワールドカップに出場します! 青葉賞と金杯の2つの重賞は、逃げて勝ってますな。 ドバイワールドカップでの、ニトロと一緒に出たダート2500mのワールドカップ4Rは、水泳大会になったので参考にしづらい! マキバオーとエルサレムの一騎打ちになったワールドカップ5Rは、凱旋門賞に近いコースでした。 ここでのベアナックルは、猫魂を発揮して果敢に逃げるも、マキバオーとエルサレムに並ばれた後は、ヘロヘロな表情をしていました。 そして、149話に入った瞬間に、いつの間にか沈んでるんですよね・・。 うーん・・。 (;´・ω・) どうなんでしょ。 ベアナックルは、ダービーやワールドカップ4Rでは出遅れてしまったけど、3着と1着。 青葉賞、金杯、(失格になったけど)京都新聞杯は、逃げて先頭でゴールした。 出遅れ時の追い込みもメチャクチャ強烈なんだが。 気性難のせいで、基本的に逃げの戦法しか採れない、ということなんだろうか?? これはイレ込んでのものだから、ツァビデルが言う「最強だけどレースは勝てない」ってのは。 この気性難のバカ逃げのせいでスタミナ配分ができない、って意味が強いのかな?? だが、そのバカ逃げで重賞を2勝してるんだよなコイツは。 でも、その勝った重賞は青葉賞と(京都?)金杯だった。 大事なドバイ5Rや、1999年のブリッツが勝った有馬は沈んだ!! これなら、出遅れて差しに回る方が良いのでは・・? (;´Д`) どんな脚質がいいのか、最後まで不明だった? もし、ドバイの5Rで、猫魂を発揮しての単騎逃げではなく・・。 猫たちの想いを背負った冷静なる中段~後方の差し、だったら・・。 もしかしたら、エルサレムに勝てていたのかもしれませんね!! インド洋で散々モリをブチ込まれたダメージが残っててアレだけやれるなら、完全に史上最強馬だと思うけど(笑) ベアナックルが全盛期で、まともな体調でまともに走れば・・。 マキバオーやカスケード、エルサレムだけでなく。 ブリッツも、比較し辛いジェネシスも、まったく相手にならない・・ ・・のかもしれない!?
ベアナックルは種牡馬にならなかった?
続編の「たいようのマキバオー」ではどうなったのか??
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ネタ扱いの名馬、ベアナックル。 菊花賞の実況でも、ラチに激突した後「せん馬になって気性難を克服するチャンス!」 とまで言われてしまっていた!! だが、冷静に見れば、ダービーを盛り上げ、青葉賞ではマキバオーに勝ったこともある。 飯富せんせいは青葉賞でベアの素質を見抜いていたし、例のツァビデルの「日本最強かも」というセリフもある。 ベアナックルは引退後、とてつもない可能性を秘めた種牡馬になったとしてもおかしくはない。 特に、彼の生まれた九州の馬産地から、熱烈なラブコールがありそうな気がする!! しかし、彼は種牡馬にならなかった。 続編の「たいようのマキバオー」において、ベアナックルはジャングルで走り回る生活を選んでいた!! 1999年にブリッツが有馬記念を勝った後、時期は不明だが引退しただろうベアナックル。 彼には「ベア、九州で種牡馬になってくれないか」 という誘いはあってしかるべきである。 しかし、そうはならなかったのはなぜか。 ベアナックルは、(現役中も)野生動物の保護活動にいそしんでいた。 やはり、そちらを優先したということなのだろうか。 最終回の前は、世界中を回っていたようだしね。 九州の生産者 「さあ、引退後はうちの牧場で種牡馬になってくださいね」 ベアナックル 「断る。ワシにはやることがある」 「世界中の、恵まれない野生動物のため・・さらばだ」 九州の生産者 「べ、ベアナックルさん・・!!」 そんな心温まるエピソードがあったのかどうかは・・。 (;´Д`) 知らない(笑) その後、ベアナックルはジャングルで野生化した。 なぜか角も生えてるし、現地の人々から「バーナコー」という伝説の生物扱いされる。 というわけで。 ベアナックルは、最終的には完全に馬じゃなくなってます。 続編では、飯富先生と本多社長も言っていました。 「ベアナックル? あいつは、馬じゃねえ・・」と。 もはや「九州産馬」ではなく。 「九州産UMA」という括りの方が正しいかもしれませんね・・!! (;´Д`) 馬ではなく、UMA。
ベアナックルはカツラギエース産駒だが、実はステイゴールド産駒としか思えない!
オルフェーヴルやゴールドシップにそっくり!!
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ベアナックルは、1996年のクラシック世代でした! 現実では、その1年後のクラシック世代に、ステイゴールドという馬がいました・・。 このステイゴールドの産駒が、ベアナックルに似てるんですよね。 少し歴がある競馬ファンなら、誰でも知ってるあの名馬2頭に。 2011年の三冠馬、オルフェーヴル! そして、2012年世代のGI6勝馬・ゴールドシップ!! 彼らの競馬での動きは、ベアナックルに似ていましたね!! まず、オルフェーヴルがやらかしたアレ。 2012年の阪神大賞典こと、阪神大笑点。 オルフェーヴルは最後のコーナーよりも手前で、勝手にレースを止めてどこかに行こうとしてしまった。 その様子は、ベアナックルが逸走し、外ラチの方へに行ってしまった菊花賞にそっくりでした!! そして、3年後。 ゴールドシップが宝塚記念の三連覇をかけた、あの2015年宝塚記念の発走直後の仁王立ち!! これは、ベアナックルの京都新聞杯としか思えなかった!! コレらを見たマキバオーファンは、誰もが思ったことでしょう。 「ベアナックルじゃん」 と・・。 ちなみに、この宝塚記念。 ゴールドシップは断トツの1番人気であり、ほとんどの人がこの馬から買っていた。 しかし・・。 先述したように、ゴールドシップは仁王だちを決めてしまったのだ。 レース開始から2秒で、約120億円分の馬券がゴミクズになった!! 笑うに笑えないギャグである。 (´;ω;`) 私もその時、ゴルシから買って死んだ。 オルフェーヴルやゴールドシップは、無事に種牡馬になりましたが。 彼らには、ベアナックルのような名馬を生んで欲しいですね! また、こういう個性派の馬たちが見たいから!! ・・もう2020年になりましたが。 2030年になっても、2040年になっても・・。 現実において、破天荒な馬が暴れる時!! マキバオーファンはまた、ベアナックルのことを思い出すのでしょうね!!! (;´・ω・) その馬の馬券買ってたら、笑えないけど(笑)
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