陸戦騎ラーハルトの過去は泣ける!ダイ様の兄貴みたいなもんじゃないか?【ダイの大冒険】

ラーハルトって、もう一人のバランでもあり、ダイでもあったよな・・。


今日は、ダイの大冒険ネタです!!



ガルダンディー、ボラホーンと同じく、竜騎衆がひとり。


(;´・ω・ `) 陸戦騎・ラーハルトネタ2です!!




バラン編では、泣ける展開がめじろ押しなのだが。


ポップのメガンテやバランの過去、クロコダインのおっさんの涙に隠れているエピソードがある!!




それが、ラーハルトが涙を流しながら言った言葉。



「フフッ。甘いやつらだな・・」


「他人の悲しみを、我が事のように・・!」



コレである。




このバラン編では、ラーハルトは差別を受けて苦しんだ人、なのだが。


後々になって、バランやダイとの関係で色々と深いキャラになっていったよね。



(;´Д`) ラーハルトの泣けるところとか、語ります!!

かっこいい槍使い!
ラーハルトの過去は!?
実は彼も、情愛の深い人だったと思う!

ラーハルトの過去をおさらいすると・・。




彼は、人間と魔族の混血児であった。


ラーハルトが物心付くころ、魔族の父親は早くに死んでしまった。


そして、彼が7歳の頃、魔王ハドラーの恐怖が世界を襲う!!


人間たちは魔族の血を引くラーハルトを忌み嫌い、人間である彼の母親をも迫害した!!


そんな状況の中、一人でラーハルトを育ててくれた母親は病死。


それからのラーハルトはバランに育てられ、お互いの悲しみを理解し合い、人間を憎んでしまう・・。


・・そんな流れでしたね。




時は流れ、ダイ本編のバラン編。


成長し、年齢が22歳になったラーハルトは、ディーノ様を取り返そうとするバランに加勢して推参。


ヒュンケルやポップと戦い、死亡(生き返って復活するけど)するのだが・・。



自身の過去を聞いて涙を流してくれたヒュンケルとポップを見て、自らも涙。


「フフッ。甘いやつらだな。他人の悲しみを、我が事のように・・!」


「お前たちなら、バラン様の悲しみをわかってあげられるのかもしれない」


「バラン様とディーノ様を・・。頼む・・!!」



(´;ω;`) こう言って、鎧の魔槍を託して力尽きた・・。




このラーハルトも、バラン同様。


人間を強く憎んではいたが、愛する心を知っていたと思う。





ヒュンケルが人間を憎むバランに


「なぜなら、お前の愛した女性(ソアラ)もまた、人間だったのだから・・!!」


と言っていましたが。



ラーハルトにとっても、同じ事が言えるしね・・。



つまり


「必死でお前を守り、育ててくれたお母さんも、また人間だったのだから・・!!」


ということである。




(´;ω;`) 2人とも、本当は人間が好きだったはずなのに。


ラーハルトは、もう一人のバランだった、とも言えるのだ!!!




竜の血でよみがえった後、ラーハルトはバランの遺言を読むのだが。



「自分はおそらく、大魔王かディーノに敗れてこの世にはいないだろう」


「だが、ディーノを私だと思って、助けてやってはくれまいか」


「お前が人間を強く憎んでいることは、無論知っている」


「だが、ディーノが人間を守りたいと言ったら従ってやってはくれぬか?」


「あの子には、人間そのものを変えていく力があると私は見込んでいるのだ」


「私の最後の願いだが・・。決断はお前自身にまかせる」


「私のもう一人の息子 ラーハルトへ・・」




ラーハルトは、このバランの遺言を読んで涙を流していた。


これは、色々な理由があったと思う。




まず、バランがラーハルトを「息子」と言ったのはコレが初めてだと思う。


(;´・ω・) バランさんは、そういう感情表現をしなさそうだから。




魔族の父はラーハルトが幼い頃に死んでいるので、敬愛してはいても、あまり記憶は無いだろう。


すると、やはりラーハルトは自分を育ててくれたバランを「父」と慕っていたと思う。


でも、バランとラーハルトは主人と部下なので、父や息子と呼び合ったりはしなかった。




けれど・・。


最後の最後の遺言で、「お前は私の息子だよ」と言ってくれたこと。


そのことに、ラーハルトは涙を流したのではないだろうか??





そして、バランが手紙の中で人間に対して態度を軟化させていたことに対して



「ああ。あのヒュンケルやポップが、バラン様の悲しみをわかってくれたのか・・!」



「バラン様の心は、あいつらとディーノ様によって、救われたのだ・・!!」



みたいなことも考えていたような気もする。




この手紙の内容を、ダイに語っている時。


「あの人は・・。私にとっても父でした」


これに対するダイの


「ありがとう。ラーハルトも、父さんが好きだったんだね。本当に・・!」




(´;ω;`) これも泣ける。


(;´Д`) この2人は、兄弟みたいなもんだよね、たぶん・・。




ラーハルトはダイを「ディーノ様」「ダイ様」と呼んでいた。


この時は急いでいたので、ダイも「じゃあ、命令させてもらうよ!」とは言ってたけど。




最終回の後、ダイが地上に戻ってきてラーハルトと再会したら・・。


「いつまでも、様付けなんていらないよ!」


みたいな感じになるんじゃないだろうか?




(;´・ω・) 魔界編が実現して陸戦騎を継続しても、いずれタメ口になるのでは??



そうなってくると、主従関係以外の絆となったら・・。


やはり、共通点は「バランの息子」である。




幻となった続編・魔界編があったら、普段は「ダイ様、ダイ様」って言ってたとしても・・。


そのうち、敵キャラに対して


「バラン様の息子というか、オレの弟に手を出すんじゃない!」


みたいなキャラになったんじゃないだろうか?



(;´・ω・) ポップに対するヒュンケルみたいに、ツンデレになったりして。





ダイに対して、いい兄貴分みたいになるラーハルト・・。



(;´Д`) ・・ちょっと、見てみたいかも!?

ラーハルトの謎!!
鎧の魔槍はいつ手に入れたんだろうか??

あとは、アレだね。


ラーハルトといえば、鎧の魔槍なんだが。

コレは、どこで手に入れたんだろうか??



90年前にロン・ベルクが鎧の魔剣と光魔の杖etcをバーンに献上したんだが。


その時に鎧の魔槍も混じっていたのだろうか??



(;´・ω・) バランがバーンからもらって、それがラーハルト行になったの?



そうすると、疑問がひとつ。



ヒュンケルは鎧の魔剣を作ったのがロン・ベルクだと知らなかった。


だが、ラーハルトは鎧の魔槍の作者の名前を知っていた。


しかも、鎧の魔剣のことも詳しかった。



(;´Д`) なんで、ラーハルトにだけ情報が伝わってんの??




バーン様が、バランに対して機嫌よかったのかもしれないな。




5年くらい前?


バーン様(バランをスカウトできて上機嫌)
「よく魔王軍に来てくれたね! 鎧の魔剣と鎧の魔槍、あげちゃうよ!」


バラン
(剣はいらないが、けっこうイイ槍じゃね? ラーハルト喜ぶかな?)


バーン様
「これはね、ロン・ベルクの作なんだ!えーとね、使い方は・・」


バラン
「私の部下に槍使いがいるから、彼に渡す。剣はいらん」


バーン様
「真魔剛竜剣があるもんね! じゃあ、誰か他の人に渡すよ!」



・・



バラン
「大魔王から差し入れです。鎧の魔槍。ロン・ベルクという男の作らしい」


ラーハルト
「そうですか、こいつは良いもんですね」


バラン
「鎧の魔剣というのもあったけど、いらないから断った」


ラーハルト
「へー。ガルダンディーにあげればよかったのに」


バラン
「・・あいつはサーベルが得意だし、大魔王に借り作りたくないしな」


ラーハルト
「まあ、たしかにそうですね」


バラン
(やべえ、ガルダンディーのことなんて忘れてたわ、マジで)



数年後



バーン様
「ねえ、ミストバーン。ヒュンケルに魔剣を渡しておいて」


ミストバーン
「・・」


魔剣戦士ヒュンケル
「バーン様からもらった剣だ。大事にしなくちゃな!!!」


ミストバーン
「・・」



・・


(;´・ω・) ミストバーンが説明してくれなくて、作者を知らなかった・・とか? 

実は、ラーハルトはポップのことも好き説!!
この2人の組み合わせも意外とカッコいい、ということを語ってみる!!

バラン編でラーハルトが倒れた時。


一般的には「ヒュンケルにバランとダイのことを託した」と思われていると思うが。





実は、ポップにも託してるんだよね。





「甘いやつらだな・・。他人の悲しみを我が事のように・・」

=

ヒュンケルもだが、このポップって男もいいやつじゃん!





「おまえたちのような人間には、はじめて会った」

「おまえたちなら、バラン様の悲しみをわかってやれるかもしれん」

=

ヒュンケルとポップなら、バランをわかってくれるかもしれない!




「戦場でとはいえ・・最後に・・おまえたちのような男に出会えて・・よ・・かっ・・た・・」


=


ポップ・・君に会えて・・良かった・・!!





(;´・ω・) ラーハルトって、地味にポップにも期待してたみたいだな。




ホワイトガーデンのミストバーン戦で再会した時、


ポップは「またコレ系の性格かよ・・!!」とは言っていたが。


ラーハルトが悲しい過去を背負っていることを知ってるのは、ヒュンケルの他にはポップしかいないし。




ラーハルトは、実はポップに対しても



「オレの為に泣いてくれたし、バラン様やディーノ様のことを理解してくれた友だ!」



と思ってたのかもしれないね。





ラーハルトの最後の戦いは、ラスボス・真バーン戦での天地魔闘の構えに対する特攻だったけど。


ハーケンディストールもすでに破られ、鎧の魔槍も砕かれて倒れた後・・。




気絶して瞳にされる前のラーハルトの最後は・・。


かつてヒュンケルと共に自身の死に目を看取ったポップに対しての、親指を立ててのグーサインだった。





・・


(;´・ω・ `) 意外と、このポップとラーハルトの2人の組み合わせもカッコイイと思うんだよなー。






☆他のダイの大冒険ネタ!





ドラクエ漫画の金字塔!!
『ダイの大冒険』を読み直そう!!