竜の騎士の「闘いの遺伝子」も「魂の絆」の一種だったのかな【ダイの大冒険】

竜の紋章には、歴代の竜の騎士たちの戦闘経験が蓄積されている。
受け継がれてるのは、バトル関係だけか?


今日は、ダイの大冒険ネタです。



(;´Д`) ダイが歴代の騎士から受け継いだのは、「戦いの遺伝子」だけだったのか?って話。




竜の騎士には、圧倒的な戦闘力の他にも、隠された力がありましたね。


数千年の歴史の中で培われた戦闘経験の記憶、

それによる喧嘩頭というか、バトルに際して驚くべき発想を生み出すもの。




「闘いの遺伝子」 である。




ダイは竜の紋章を持っていたが、この時代の正当な竜の騎士はバランであった。



はやい話、数千年間マザードラゴンの手によって受け継がれてきた竜の紋章はバランが持っていた。


ダイはバランの息子だから竜の紋章を持って生まれただけで、ダイの紋章の力は、バランの紋章に蓄積された経験とは無関係だった。



しかし、ダイは最終決戦の直前に、右手に自分の紋章、左手にバランの紋章を発現させたアレ。


「双竜紋」状態になり、

バランの紋章の経験値も獲得してしまった。




バーン様はそれを見極めるために、

光魔の杖で全力のカラミティウォールを放ち、

ダイの防御方法を見て、



「歴代の竜の騎士の戦闘経験がプラスされてしまったんだ」



って確信したわけですな。




(;´Д`) バーンがバランを味方にしたかった一番の理由も、竜魔人状態で闘いの遺伝子を発揮して襲ってこられたらイヤだから、ってことらしいな。





つまり、双竜紋とは



ダイの紋章のパワー
(バーン様いわく、単体紋章でも、すでに竜魔人級)

+

バランの紋章のパワー
(双竜紋状態では3,4割しか出ていなかったらしい)

+

歴代の竜の騎士たちの戦闘経験
(闘いの遺伝子)



これが合わさった状態だったわけだ。




この双竜紋の力は強烈で、ドルオーラの2連発でバーン様を追い込んで光魔の杖を粉砕し、


真・大魔王バーンに変身することを決意させるほどのものだったのだが・・。



でもさあ。



バーン様は


「歴代の竜の騎士の戦闘経験が【闘いの遺伝子】だ」


って言ってたけど、これは何かドライな言い方のような気がするんだよね。




(;´Д`) 「力がすべて、力こそが真理」な価値観のバーンじいさんの呼び方、というか・・。





遺伝子の「形質」みたいな言い草だと、モノ扱いみたいな感じだし。



魂の絆を重んじるダイ達的には、


「代々の竜の騎士達が高めてきた力」


みたいな考え方の方がカッコイイような気がする。




実際、昔の竜の騎士たちも、情に篤い人が多かったんじゃないかな。




ダイがゴロアや魔力炉と戦って双竜紋になる直前には、



バーン様が

「竜の騎士は、代々女を不幸にするらしいからな、ふっふっふっ・・」



バランも

「竜の騎士の血塗られた歩みにとらわれ、悲劇に見舞われた女性は少なくなかったんだ」


「だが、ダイ。お前はお前なんだ・・!!」



って言ってたし。



(;´Д`) 過去の竜の騎士もバランとソアラみたいに恋愛してたんだが、平穏な暮らしを手に入れられずに死んでいった人が多いのだと思う。




そう考えると、

戦いに明け暮れ、愛する者を失い、報われずに倒れていった歴代の竜の騎士たち。



彼らが紋章に力を蓄え、


「数千年の歴史の中で初めて生まれた竜の騎士の子供、ダイに力を貸してくれた」


そう考えることもできるような気がするんだよね。




バーンが言うような、単なる「経験の蓄積」ではなく。


「多くの悲劇に見舞われながらも、必死で戦い続けた過去の竜の騎士達が集めた力が、ダイに継承された」


(;´Д`) こっちの方がカッコ良くない?




・・ということで。




「闘いの遺伝子」は、


歴代の竜の騎士たちとダイの「魂の絆」であったんだろうな。


・・と、思います!!





(;´・ω・ `) 昔の竜の騎士たちは、ダイの幸せを強く願ってると思うんだよなあ。



(´;ω;`) 彼らの多くは愛する人と死に別れてるようだし、子供なんて夢のまた夢だっただろうからね・・。

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