もし、レオナがヒュンケルの過去の罪を許さなかったら、どうなってたかな【ダイの大冒険】

パプニカ国王はヒュンケルのせいで死んでるんだが。
ヒュンケルが捨て子になったのもまた、パプニカ王に責任があったりしない?


今日は、ダイの大冒険ネタです。


(;´Д`) ヒュンケルの罪と罰について語ろう・・。


バルジ島決戦でフレイザードを倒した後、パプニカの神殿跡地で祝勝会をやったよね。

ダイいわく「大王イカみたいな顔色だった」レオナが復活した後。


ヒュンケルが「オレは不死騎団長ヒュンケル・・!!」と空気読めない自己紹介をし、周囲は騒然となる!

あのマトリフですら、ギロッと睨んでいた!!


ヒュンケルは、かつてホルキア大陸に存在する名も無い町で生まれた。

だが、その町は魔王ハドラーの軍勢によって崩壊。

赤ん坊だったヒュンケルは、魔王軍最強の騎士・バルトスに拾われ、育てられるが・・。

勇者アバンがハドラーを倒した時、バルトスはハドラーに殺されてしまう。

真相を知らないヒュンケルは、アバンを父の仇と憎み、後に新生魔王軍の不死騎団長になってしまった。

そして、かつて自分が住んでいたホルキア大陸に侵攻。

パプニカを滅ぼしてしまった・・という流れでしたね。



ヒュンケルはパプニカを滅ぼした罪を告白し、償いはどうやってもできない、罰を受けると言い出した。


「レオナ姫、あなたが裁いてくれ」

「この場で斬り捨てられても、オレは構わん・・」


そう言ったんだが、

レオナは「アバンの使徒として生きろ」と言って許した。


結果、ヒュンケルは「承知しました・・!」と涙を流し・・。


パプニカの兵士たちも心中は複雑かもしれないが、拍手をしていた。


マトリフ師匠も「姫さんは大物だぜ・・」と笑ってましたね。



(;´・ω・) しかし、ここでレオナが大物だった真の理由は、他にあると思う。

実は、ヒュンケルもレオナが守るべきパプニカ国民だったんじゃないの?

よくよく考えると、ヒュンケルってホルキア大陸出身だし。

パプニカ国民なんだよな、たぶん。



パプニカ王国の首都(?)の港町があるのは、ホルキア大陸の中央南。

バルジ島は北の果てにあり、パプニカ王国のみんなが普通に出入りしてるので。

やはりホルキア大陸全体がパプニカ領、と考えるのが適当だと思う。


20年前にハドラーが暴れてた頃、赤ん坊だったヒュンケルは親に捨てられて泣いてたわけだが。

それはホルキア大陸のどこかなので、当然パプニカ領だったハズである。


そうすると、そもそもヒュンケルが両親を失って魔物であるバルトスに育てられ、紆余曲折を経て新魔王軍入りしたのって・・。

国民を守り切れなかったパプニカ王にも、責任があったと思うんだが。


別に、レオナの親父を責めるわけじゃないんだけどさ・・。


(;´Д`) 結果的には「為政者の力が足りなかった」ってことにならん?

(;´・ω・ `) もちろん、クレームの類は、ハドラー様宛てにお願いします。



当たり前だが、ヒュンケルは、自分の罪に関してはよくわかっている。

何人死んだかわからないレベルで、たくさんの人が不幸になったことだろう。


「死のうが何をしようが、償えない。戦い続けるのみ」


そういう意味合いのセリフは、ヒュンケル自身が何度も言っていたことである。

殺された人たちは、どうやったって帰ってこないからね。


だが、ヒュンケルの過去の境遇をその場のパプニカ勢が知ったら・・。


「ハドラーの侵略時代は、大変だったからな」

「あんたがどこの町に住んでたのかは知らないが、つらい目に遭ってきたんだな」



・・多少なりとも、こういう考えを抱く人がいるんじゃないだろうか??



(;´Д`) 仮にエイミがどこかのタイミングでコレを知ってたなら、ますますほっとけない気持ちになったんじゃないの??



仮に祝勝会でレオナがブチ切れて、


ヒュンケル
「この場で斬り捨てられても、オレはかまわん」

レオナ姫様
「そうかい、じゃあ父王と国民たちのカタキだ、死ねや!」

ザンッ!

バダックさん
「これで、極悪イケメンに殺された連中も浮かばれるじゃろう」

エイミさん
「グフフ・・。あのヒュンケルという男、かっこいいから、ちょっと惜しかったわね!」

アポロ+マリン+パプニカ兵士たち
「うぉー! オレたちは、不死騎団に勝ったんだー!!」



・・こうなってしまった場合。


その場にいたパプニカのみんなは

「悲しい道を歩んできた同胞の死を喜んだ」

ってことになってしまうのではないだろうか?



当然、この時のレオナ、バダックさん、エイミさんたちはヒュンケルの境遇を知らんわけだが。

レオナはヒュンケルに罰を与えはしなかった。

「生きて、戦え。過去を振り返るな」と。


レオナ当人の本心は、まだヒュンケルが憎くて、半信半疑だったかもしれない。

(;´Д`) 何度も言うけど、オヤジが死んでるからね。


だが、ダイ達のことを信じているから、彼らの仲間ヒュンケルのことも信じた。

あるいは、裁きを望むヒュンケルの立ち振る舞いから「彼は生来の悪人ではない」と見抜いた・・。

・・そんな流れだったと思うんだが。


もしかしたら、レオナ自身はまだ知らなかったけど、

「先王が守り切れなかった、つらい目に遭ってきた自国民」

それを罰さなかった、殺さなかった。

そして、最後まで一緒に魔王軍と戦うことになった・・。

そういう側面もあったのかもしれない。



それだと、レオナって何か怖い気がするんだよね。


性格とか、カリスマ性うんぬんより以前に。

理屈抜きで、やることなすこと、ぜんぶ良い方向に持っていくような器、っていうか。



その辺が、物語全編を通して

「姫さんは大物」である一番のポイントだったんじゃないかなあ、と思うんだけど。



(;´・ω・ `) ・・賛同者ゼロですね、たぶん。


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