ヒュンケルとバルトスのエピソードって、感動シーンの宝庫だった気がする。
また、ダイの大冒険ネタ。 昨日は、個人的にダイの大冒険で一番泣けるシーンを挙げてみた。 かつては、ポップたちアバンの使徒の成長に感動したが、アラフォーになってみると・・。 (´;ω;`) 地味にアバンVSバルトスが一番泣ける、という話でした。 しかし、ヒュンケルとバルトスの父と子のエピソードも、相当に感動できたよね。 (;´Д`) 懐かし漫画の思い出話モードです。 (^ω^) あと、バルトスの強さとかも語るよ!!
「思い出をありがとう・・」とか、バランが死んだ時にヒュンケルが父を思い出すシーンとか、地味に超名エピソード。
ヒュンケルとバルトスが涙腺を刺激する理由といえば・・。 やはり「人間と魔物の親子関係」というのが泣けるんだろうな。 「常識的に考えたらありえない組み合わせでも、心を通い合わせることができる」 これも、ダイの大冒険の泣ける要素の一つだと思う。 (クロコダインのおっさんとポップのやり取りなども、それに近いのかもしれない。) ヒュンケルは、魔物である父の死によって、人間の掲げる正義を憎んだ。 「アバンが魔王を倒すため、正義のために闘ったとでも言いたいのか!?」 「オレの父さんの命を奪ったことには変わりがない!!」 「それを正義と呼ぶのなら・・」 「正義そのものが、オレの敵だ!!!」 そして、優しく見守ってくれたアバンを慕いつつも、卒業の日に斬りかかってしまう・・というのも泣けるし。 魂の貝殻に込められた、バルトスのメッセージ。 自身の死の真相を語った後の、息子に対しての最期の言葉。 「ワシは幸福だった・・」 「短い間ではあったが、冷たい骸の身体にぬくもりが戻ったかのようだった・・」 「最後にもう一度だけ言わせてくれ・・」 「思い出を・・ありがとう・・!」 (´;ω;`) これも泣ける。 ・・だが。 このヒュンケルとバルトスって、彼ら自身の関係もだけど、他のキャラの反応も地味に涙腺を刺激するんだよね。 ヒュンケルとの初戦で敗北した後、バダックさんに匿われているダイとポップの会話シーンにおける、ダイのセリフ。 「おれもあいつと同じ・・」 「モンスターに拾われて育てられたから」 「もし じいちゃんがガイコツだったら・・死んじゃったら!」 「おれも正義の味方を憎んだかもしれない!」 「悪い奴になっちゃったかもしれない・・!!」 (´;ω;`) ダイは、共感力に優れたメッチャいい奴やんけ。 このシーンで語られる通り、ダイとヒュンケルは境遇が似てるわけだが。 ヒュンケルって、ダイがきめんどうしのブラスじいちゃんに育てられたこと、知ってたっけ? バランもいつの間にか、ダイがモンスターに育てられたことを知っていたが・・。 ヒュンケルはたぶん、バルジ塔に行く最中か、鬼岩城を追跡中に、クロコダインから聞いたのかもしれないね。 「ダイを育てたブラス老は、素晴らしい御仁だったのだろうな」 (ザボエラ作戦に利用してしまったが、ブラスじいちゃんの性格はまだ知らない) みたいな。 そんで、ヒュンケルはダイが自分と似たような境遇であることを知ったとか? 「そうか、ダイも・・モンスターに育てられたのか・・」 「お前も、オレと同じだったんだな・・」 「ならば、そのブラスという方の為にも、なおさらダイを死なせるわけにはいかない・・!!」 ヒュンケルがコソーリそんなこと考えてたとしたら、クッソ泣けるんだけど。 (;´Д`) どうだったんだろうか?? あとは、アレだね、バランが死んだ時。 ダイが瀕死のバランの手を取って泣いてる時。 ヒュンケルが父バルトスのことを思い出してる事に泣けた。 この時のヒュンケルって、とてつもなく悔しかったと思うんだよなあ。 (;´Д`) 拳をにぎり込んでるしね。 バランに一番死んでほしくなかったのって、 ダイやラーハルトを除けば、たぶんヒュンケルだったと思う。 死の大地の海岸で、バランを死なせたくないがために無刀陣で死にかけたり。 なんでそこまでしたか、って言うと。 ラーハルトとの約束もあるけど・・。 ヒュンケルは、自分と同じように愛する存在を失ったことで魔道に落ちたバランを救いたかったんだよね。 ヒュンケルは、尊敬してやまなかった父バルトスを。 バランは、最愛の妻ソアラを。 2人は、同じように愛する者を失い、道を踏み外していた。 だから、ヒュンケルは、バランを何としてでも助けたかった。 「仲間たちが、気付かせてくれたんだ・・」 「人間の世界も、捨てたもんじゃないってことをな・・!」 「今度は、オレがバランに教えてやりたい」 「オレなら、伝えられるかもしれん・・!!」 ってラーハルトに言ってたしね。 (;´・ω・) そんなヒュンケルの思いが通じたからこそ、バランは共闘してくれたわけだし。 自分とバルトスは悲劇になったが。 ダイのためにも、バランを死なせるわけにはいかない。 ダイとバランには、大魔王バーンを倒した後、平穏に暮らしてほしい。 (;´Д`) そんなことを、考えてたんじゃないのかなあ? ・・ まあ、そんなわけでね。 ヒュンケルとバルトスのエピソードは、彼ら自身の話ももちろん泣けるんだけど。 ダイやバランとも、意外と関わりのある話だったと思う。 各人物の事情や過去がうまく絡み合ってるのも、 ダイの大冒険が名作だった理由なのかな・・。 ・・とか思ったりするんだよね。
地獄の騎士バルトスの強さは?
生前の記憶があるのか、それともハドラーが禁呪法で産み出したのか・・??
ところで、バルトスってカナリ強かったのかな。 アバン先生の剣術って、たぶん魔王時代のハドラーを倒した時がいちばん油が乗ってたと思うんだが。 それに汗を掻かせるようなレベルだったんだから、なかなかの強豪だと思う。 (;´Д`) 腕が何本もあるのは、反則かもしれないが。 ファミコンのドラクエ3で、ネクロゴンドの洞窟ってあったよね。 あそこでバルトスのキャラ元・地獄の騎士のやけつく息がトラウマになったもんだが。 (;´xωx) 入ってすぐの、石像が並んでるフロアで即全滅した。 バルトスは、やけつく息を使えなかったのだろうか? アバン先生 「ぐああっ・・!!」 バルトス 「ヒートブレス・・ワシの奥の手だ・・ (クロコダイン風) 」 こうならなかったのは、やはり バルトスは、やけつく息は使えない。 or 卑怯な戦法は使わない。 ってところだったのかな。 あるいは、剣での接近戦の前に、すでにアバン先生に避けられていたとか? (;´・ω・) ネクロゴンドは地獄だったな、ホント。 バルトスの剣の腕は、オーラブレード使用中のノヴァや、後のアバンと良い勝負だったキルバーンには劣るんだろうけど。 バルトスは、その次点くらいの剣豪だったかもしれないね。 ややマイナーだが、あのバランに紋章閃を使わせたカールの騎士団長ホルキンスと前後。 (ホルキンスはドラゴンを何頭も撃退してたらしいので、なかなかの強さである) ロモスの武術大会に出てたバロリアには問題なく勝てる、そんなレベルだろうな。 (;´・ω・) バルトスは、魔界においてもトップ10に入りかねない剣士だったりして? あとなんか、バルトスがもし生きてたら。 酒豪な武人であるクロコダインと、凄まじく意気投合しそうな気がする。 (^ω^) バルトスは酒飲めないけどな。 (´;ω;`) 垂れ流しになるよね? そんで、最後に疑問をひとつ。 バルトスって、生前の記憶があるんだろうか? 「ぬくもりが戻ったかのようだった」ってことは、あるのかもしれないけど。 しかし、単にハドラーが禁呪法か何かで、骨から作り出した魔物だったとしたら・・? 「とんでもない失敗作だからだ!!」 「くだらん騎士道精神を持ち合わせ、人間のような情愛にうつつをぬかす!」 「新たな魔王軍では、お前のような不良品は絶対に作らぁんッ!!」 って激怒してたが。 普通に考えたら、人間の骨ベースで作ったとして。 そのまま生前の性格を活用したモンスターなんて、作らないと思うんだが? (;´・ω・) 「オレは人間の味方だ!」って反逆されたりしない? そう考えると、バルトスもハドラーが禁呪法で生み出したのかもしれない。 だが、マトリフ師匠いわく 「禁呪法は、作ったやつの性格がモロに出る」 らしい。 実際に、魔軍司令時代のハドラーが作ったフレイザードは残虐だったが。 ハドラーが改心(?)した後に作られた親衛騎団は、フェンブレン以外は正々堂々としていた。 じゃあ 「バルトスが騎士道精神を持ち合わせていた」 ってことは・・。 意外とハドラーさんは、残虐と思われていた旧魔王時代から、正々堂々とした心の素質(?)があったとか? (;´・ω・) そうだったとしたら、なかなか深いんだけどなあ。 残酷なフレイザードとフェンブレンが似ていたように。 騎士道精神に満ち溢れたバルトスとヒムも実は似ていたのか? (;´Д`) 実際、どうだったのかなあ・・。 ・・ 長くなりましたね。 ドラクエ漫画の名作、ダイの大冒険。 それに出てきた、ある親子のエピソードが泣ける・・ という話でした・・。
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『ダイの大冒険』を読み直そう!!
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