原作者死亡。脚本家とテレビ局と出版社のどこがクソだったんやろな?

原作者「自分の世界を守りたい」
VS
脚本家・テレビ局・出版社「カネ金かね金カネ」
相容れるわけがないよな。

2024年2月。




漫画原作者の芦原妃名子さんが亡くなり、


その前のドラマ化脚本家の無神経コメントとかで炎上しまくってたな。




そして、テレビ局や出版社、他の漫画家や脚本家のコメントも入り乱れて、混乱状態になってる気がする。


(海猿や、はじめの一歩の人のコメントが、何か考えさせられたな)




この件に関しては、


原作者が「漫画の通りやってくれ、それが条件だ」って言ってドラマ許可したんだから、


それを遵守するのはトーゼンだったってわけで、芦原さんが100%被害者だったってことだよね。




なんで、脚本家とかテレビ局は、約束を守らないんだろ?




私は、ドラマ向き・映画向きの展開はあるだろうから、


原作と違う展開になるケースも、場合によっては受け入れるタイプなんだけど。


(原型をとどめていれば、作者とファンの想いが尊重されていれば、だが)




今回は、原作絶対契約であって、違うわけだしなあ・・。




まあ、結局は「金」なんだろうな。




テレビ局とか脚本家とかは、自分でモノを作る能力が無いから、原作を利用して一儲けしようとする。


そのためには・・原作者の意見は邪魔なのだ。




考えてみたら、


「原作者さん、あなたの作品は素晴らしいから、ぜひ映像化してみませんか?」


こういう交渉って、無さそうだよね。




テレビ屋
「アニメ化の話が来ましたよー、実写化の話が来ましたよー」


「こっちの手配したタレントとかアイドルに演らせるから、それなりにシナリオ変更しないとな」


「作品の知名度が上がるから良いだろ? 口出すんじゃねえ!!」




脚本家
「原作はアレンジしてこそやな、私の味付けを見やがれ!!」


「これで私の知名度が上がり、ドラマも原作を超える名作になったわけだ」

(※実際は駄作)




最悪のケースって、こんな感じなんやろな。



テレビ局
=金儲けしか考えてない


脚本家
=原作無視、自己主張がしたいだけ


出版社上層部
=テレビ局と一緒に金儲け


出版社編集
=原作者を守ることと、上層部からの板挟み


原作者
=自分の作品を守りたい




こんな構造だとしたら、色々と不幸やな。




「原作重視」の意見が多いのは、ファンが作品を愛してるってのは当然だけど。




金に汚い人間より、

自分の世界をしっかり持って生きている人間の方が尊いから。



だから、原作者に対するリスペクトの風潮が大きくて、

金儲け主義で、クソ改変原作レ〇プばかりのテレビ屋、脚本家は永遠にリスペクトされない。




・・そういう話なんだろうね。




思えば、私が小・中・高の学生時代の2000年前後のアニメには、

俗にいう「原作レ〇プ」というクソ改変が多かった気がする。




その頃にデビューしてた脚本家とかは、当時25~30歳として、今は50歳オーバーだろう。

芦原さんに因縁つけた脚本家も、50過ぎだったな。




2000年前後に業界に入った人間は、

特に原作リスペクトの心が無い、ってオチはないのだろうか?




それなら、もう20年くらいして、

その辺の世代が消えたら、原作者が報われやすい時代が来るのかもしれない。




AIとか使って、原作者が自分でアニメ、実写を描いたりもできるようになる気がする。

(たくさんの人が関わるから名作になる、って部分は大きいと思うけどね)




いずれにしろ、「金がすべて」って人間は、

業界問わず、今後50~100年くらいで消えてほしいよね。






☆日々の徒然草