(´;ω;`)団時朗さん亡くなったのか。郷秀樹はかっこいいイケメンヒーローだった【帰ってきたウルトラマン】

1980年代後半にウルトラシリーズの再放送見ていた帰マンのリアルタイムじゃない世代ですが、この団さん死去の訃報は悲しい。

(´;ω;`) 郷さん・・。
2023年3月25日。




(´;ω;`) 団時朗さんが、22日に亡くなったというニュースを聞いた・・。





私が生まれた年には、とっくに「ウルトラマン80」まで終わっていた。




世代的には、1980年代後半に幼児期を過ごし、


昭和ウルトラシリーズの再放送を観ていた世代であります。





1980年代の第三次怪獣ブームと、


1990年代半ばのティガ、ダイナ、ガイアの平成三部作。


その、ちょうど真ん中くらいの世代。





(;´・ω・ `) リアルタイムで観てた新作のウルトラシリーズは無かったけど、ファンであることには変わりがない。





初代マン~80までの再放送を、


深夜の衛星放送(?)でやってたのをビデオに録り、夢中になって観ていたんだね。





当然、帰ってきたウルトラマンもね。




トーゼンだが、郷さんがイケメンだとは思ってたよ。






初めて観た「帰ってきたウルトラマン」のエピソードは、


超マイナーなゴーストロンが出てきた8話ってのを何故か覚えてる。



小学校に上がる直前くらいの時だったかな、たしか。




MATジープで疾走する郷さんがカッコイイと思ったし、


花瓶を割る次郎君に対して「何コイツ、花が可哀想だ!!」って憤慨した記憶がある。


(スマン、次郎君・・)





この幼稚園~小学生低学年の時は、録画忘れ等もあって全話は観れず、


主にウルトラマンと怪獣にばかり興味が行っていた。





でも、高校生だか大学生の時にDVDを揃えて、


いわゆる「人間ドラマ」と呼ばれるような傑作ぶりが面白いと思うようになっていったな。





(;´・ω・ `) 個人的には、「帰ってきたウルトラマン」はシリーズ屈指の名作だと思っとる。



(;´Д`) 兄弟路線が確定した帰マンが無かったら、今日のウルトラシリーズは無いしね・・。






最初の頃の郷さんは


「オレにはウルトラマンとしての能力があるんだぜ!」


ってドヤ顔決めて、ウルトラマンに呆れられて変身できなくなったりしてたが、それも最初のほんの僅かな頃だけ。



(ウルトラマンダイナのつるの剛士さんが、団さんが亡くなったことに弔意を表されていたけど、ダイナの序盤にも似たようなエピソードがあるんだよね)




その後のストーリーにおける、

MATの仲間達とのやりとりはカッコ良かったと思う。





グドン+ツインテールの時のアレ。



グドンが東京都心に来たらヤバイので、来る前に

グドンのエサであるツインテールの卵を早く破壊しないといけない。

だが、ツインテールの卵の下には、郷さんの恋人のアキちゃん達が閉じ込められている。



東京の安全のために、閉じ込められた人々を見捨てて、

ツインテールの卵の爆破命令を出すMATの長官。



反抗して辞職を決意し、出ていく郷。


事情を知らず

「気に入らないことがあったら、すぐ辞めるのか!」

と叫ぶ上野隊員。




MATのみんなは、長官の命令に背き、

人命救助をしてから爆弾を使うという決断をする。



郷さんが救助のために瓦礫を撤去してるのを手伝う上野の


「MATに戻れよ。一緒にやろう!」


このセリフ、何か泣けるんだよね・・。





しかし、救助活動が行われる中、


ツインテールが卵から孵ってしまい、暴れ出す。


郷さんはウルトラマンに変身して戦うも、素早くトリッキーな動きに大苦戦。


(たぶん、スペシウム光線やら何やらを使ったら、ツインテールが爆発、吹っ飛んだ破片の衝撃で地下の人たちが死ぬオチだったんだろうな)




さらに、カラータイマーが鳴った後にグドンが出現し、


夕暮れの中で、ウルトラマンは二大怪獣にボコボコにされて負けてしまう。



こういう悲壮なストーリーが、


物語後半のナックル星人+ブラックキング編と並んで、


新マン=夕陽のイメージに貢献しとるような気がする。





(;´Д`) 「ジャック兄さんはやられてばっかだから弱い」は偏見。





「人質ハンデ」

+

「タイマー鳴ってる状態で、途中から別の怪獣に乱入される」





(;´・ω・ `) こんなん、普通は負けるやろ! ブックがクソ過ぎるんや!!





再戦で、ツインテールがMATに目を潰され、グドンに殺られた後。



新マンVSグドンの一騎打ちになった瞬間、


「夕陽に立つウルトラマン」が流れるのもカッコ良すぎたね。





そして、勝った後に勝利を喜び合うMATのみんなも泣ける。


ここら辺で、おおまかな作風が決まったような気もする。





その後も、郷さんは


ゼラン星人の作戦で「悪魔と天使の間」で精神的に追い詰められたり、


「怪獣使いと少年」で自分の戦う意味がわからなくなって苦しんだり、


心の拠り所である坂田兄妹をナックル星人とブラックキングに殺されても、


次郎君や仲間達、地球のみんなの為に戦い抜いた。



(今になっても、泣けるエピソードが多い気がする)






ついに迎えた最終回では、ゼットンを倒し、表向きは郷さんは戦死したことになった。




MATのみんなが海岸に郷さんの墓を作っていたけど、


MATのメンバーって誰も泣いてなかったよね。





(;´Д`) MATのみんなは、誰も郷が死んだと思ってなかったんじゃないのか?





つまり、全員、何となく正体に気が付いていたとか?




ルミ子さんの


「郷さんは、帰ってくる気がするんです」


伊吹隊長が力強くうなづき、MATのみんなは無言で去っていった。





なんか、意味深な気がするんだよなあ、




ゼットン二代目に挑む前に、郷は全員に握手して、挨拶を済ませていた。


岸田隊員から「まるで死にに行くみたいだ」って訝しがられていたし。






MATのみんなは、何となく




「郷は生きている」


「ゼットン戦の前のアレは、私たちへの別れの言葉だったのだ」


「この2人に、最後に会いに来るのかもしれない」




そんなことを感じ取って、誰も泣いておらず、


その場から黙って去っていった・・って線は無いのかな?





(;´Д`) 深読みし過ぎかもしれないけどさあ・・。



(;´・ω・ `) そうだったとしたら、異常にカッコイイと思う。




そして、次郎君とルミ子さんと、郷さんの最後の別れ。





「君も、嫌なもの、許せないものと闘える、勇気ある男になるといい」


「これから帰ります」


「グッバイ、次郎・・!!」





こうして、ウルトラマンは去っていった。



しかし、太陽のように強くたくましかった郷秀樹の姿と心は、


次郎君たちだけでなく、全国の少年と少女の心の中で、いつまでも燃え続ける事であろう。




さようなら、郷秀樹。


さようなら、ウルトラマン。






・・

・・



(´;ω;`) 団時朗さんのご冥福をお祈りいたします。





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