「お前を倒してこの地上を去る」のコラネタだけど。
ダイがもっとひどい目に遭ってたら、そうなってたかもしれない。

今日は、ダイの大冒険ネタです。
(;´Д`) 名セリフのコラも、なかなか考えさせてくれるんじゃないか、という話。
ダイの大冒険のネタコラでは、
やっぱりバーン様がらみがメジャー(?)だろうけど。
ダイの名言「お前を倒して、この地上を去る・・!!」が
「お前を倒して、この地上も頂く・・!!」
この改変ネタは、見た瞬間に吹いてしまったね。
(;´・ω・ `) ダイがそんなこと言うはずがないけどさ。
ただ、過ぎた力を持った勇者が魔王を倒した後、
迫害されるってのはバランがそうだし、人間でもマトリフの例とかがあるからね。
彼らの話をよく知っていて、実際にベンガーナで民衆に恐れられたダイは、
「自分が争いの火種になるなら、地上を去るよ」
って考えたんだろうけど。
(;´・ω・ `) これだと、魔王が出る→勇者(竜の騎士、人間問わず)が倒す→迫害されるの無限ループである。
もし、ダイに限らず、勇者が
「自分は一生懸命やったのに、どうしてこんな目に遭わないといけないんだ!?」
そう考えてしまった時。
(;´Д`) 「お前を倒して、この地上もいただく」みたいな展開になってしまうかもしれない。
ダイ
「人間がひどいことをするのなんて、百も承知だ」
「バーン。お前が言うことも、嘘じゃないと思う」
「それでも、おれはこの地上のみんなが好きだ」
「おれは・・。おれはっ・・」
「お前を倒して、この地上をいただく!!」
バーン
「!?」
レオナ
「なっ、何を言ってるの!? ダイ君!!」
ダイ
「だって、レオナやみんなと別れるのはイヤだもん」
「でも、バーンの言うように、おれを受け入れてくれない人間もたくさんいると思う」
「地上を去ることも考えたけど、それだと父さんやマトリフさんの時と何も変わらないじゃないか」
「それに、このままだと、いつか次の時代の勇者が、また哀しい思いをすることになるよね」
「どこかで、人間たちの意識を変えなきゃいけない。今やってみるべきだと思うんだ」
「人間を変えるのに、多少の強引さが必要だというなら・・」
「まず、地上をおれのものにしてやる!!」
バーン
「はっはっは。お前は、人間の王になって、人間を変えようと言うんだな、面白い奴よ!!」
ダイ
「うん、父さんもラーハルトに言っていたらしいよ。『あの子には、人間を変えていく力がある』ってね!!」
バラン
「たしかに遺言にそう書いたけど、なんか違う気がするんだが・・」
レオナ
「(´;ω;`) もう、わけが解らないわ。あたし、どうしたらいいの!?」
ダイが変な方向に思い詰めていってたら、こんな感じになってたりして。
実際、ダイ世界のその後って、どうなるんだろうな・・。
人間は、変わらないままなのか?
ゴメちゃんが、神の涙が世界中の人々の心を一つにしてくれたけど、世代が変わったら、その思いは忘れ去られるオチになるような気もする。
バーンの言う通り
「賭けてもいい、余に勝って帰っても、お前は必ず迫害される!」
ダイではなく、遠い未来で悪と戦う正義の戦士が、
こういう目に遭ってしまう可能性はありそうである。
でも、ポップも、レオナも、マァムも、ヒュンケルも、アバンも、
そんな脆い人間の中から生まれてきたんだしなあ・・。
(;´・ω・ `) ダイの「人間が好き」には、思った以上に深い意味がある気がする。
「その瞬間、世界が輝いた」を体験してる世代は、
誰かを迫害したりする者は、かなり少ない感じになると思うけど。
彼らの次世代には、
その記憶もある程度は受け継がれていくんだろう。
「勇者ダイ率いる地上軍と、魔界の神バーンの魔王軍の戦争」
この前後では、人間の質ってずいぶん変わってるのかもなあ。
最終回その後の人間は、
色々と積み重ねていって、少しずつ進歩していったのかな・・。
何百年か後の未来では、
魔界に落とされた魔族と竜も、
(まともな性格なら)地上に住んでいいみたいな流れになる気がする。
(;´Д`) 彼らにも救済がないと、第二第三のヴェルザーやバーンが出るだろうからね。
ヴェルザー絡みのエピソードを見るに、竜は知性的に衰退し続けているようだし・・。
やがては、人間と魔族が何とかして手を取り合い、
地上と魔界を含めた全世界で争いが無いように努力していく、みたいな歴史になるのかもしれない。
すると、ラーハルトみたいな混血児が、割と増えていきそうな気がするんだけど。
ダイやバランが苦しんだ「あいつは、私たちとは違う」みたいな迫害を歴史上で最後に受けるのは、
徐々に増えていくであろう、ラーハルトのような人間と魔族のハーフなのかもなあ・・。
(;´・ω・ `) ダイが提起した問題は、遠い未来の人間と魔族のハーフと、それに係る人々で結論が出されそう・・かな?
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