アシダカグモ先生が餌(ゴキブリ)を捕食してる音が怖すぎる【昆虫】

夏になると、どこからか現れるでかいクモ!
アシダカ軍曹は最強のゴキブリハンター!!!

CD大のデカさのアシダカグモ軍曹。ゴキブリを食いに来ました。
グロい話になるので、食事中のアナタは注意!!




・・

ホント、夏のゴキブリはどうやって家の中に入ってくるんだろうな。




我が家の周りが森や畑だから、いっぱい生息しているってのはわかる。

やつらは3ミリの隙間があれば、どこからでも入れるというが・・。



聞いた話では、豆粒みたいなチャバネゴキブリは人家で一生を過ごす。


しかし、あのブラックで巨大なG・・。

クロゴキブリは、普段は外で過ごして、卵を産むときだけ安全な人家に入ってくるようだ。


(;´Д`) クルナヨ。


子孫を残す繁殖のためなので、ヤツらも必死なのだろう・・。




その人家に来るゴキブリ共をお食事として狙うのが・・。

有名なゴキブリハンター・アシダカグモ!!



アシダカグモが家に入ってくるのは、ゴキブリ目当てなんです!!


(;´Д`) うげ、家にゴキブリがいるってこと??




このアシダカグモ先生は、巷ではアシダカ軍曹とも呼ばれているらしい!



そして、この前・・。

偶然にもアシダカ軍曹がゴキブリを食うシーンを目撃してしまった・・。



(; ・`д・´) その、おそろしいシーンについて語ろう。

アシダカ大佐の動きは、ゴキブリの3倍は速かった・・。

身体のもようは、完全にしゃれこうべ!!
ゴキブリにとっては紛れもない死神です!!!
風呂から上がり、自室に向かう私。

すると、開かれていた自室のドアから中に入ろうとするゴキブリ発見!!


(;´・ω・) キャー、どうしましょ!!


「風呂上りなのにウッザ。殺虫剤で始末しよう」


自室は電灯を消して真っ暗だったが、とりあえずゴキジェットを取ろうとゴキブリの後を追って部屋に入る・・。



・・その瞬間。

入り口近くの本棚の後ろから、小さい何かが飛び出してきた。



その影は、ゴキブリめがけて直進し、ゴキブリに少し覆いかぶさった・・。

そして、「ギーッ」というゴキブリの悲鳴が聴こえた。

あれは間違いなく、悲鳴だったと思う・・。


そんな叫びを無視し、その影はゴキブリを抱えて本棚の裏に戻っていった・・。



ゴキブリキラーと名高いその影の正体に気付いた私は、少し感動した。



「あー、暗くてよく見えなかったけど・・」

「これがアシダカグモの狩りのシーンなんだな~!」



何に驚いたかって。

私から逃げるゴキブリよりも、軍曹のスピードは遥かに速かったのだ。



ゴキブリが原付バイクなら、アシダカ軍曹はトップスピードに乗ったナナハンくらいの差があった。


それが一瞬でゴキブリをキャッチし、逃げる暇もなく抵抗もさせず、もとの場所に戻っていったのだ。



おそらく、ゴキブリが部屋に入ってから2秒程度しか経っていない。

数秒で仕事をこなす、まさにスーパーハンターである。



「ありがとうございました、軍曹殿。ゴキジェットで殺る手間が省けました」



私は心の中で軍曹に手を合わせ、適当に飲み物を飲みつつパソコンをいじりだした。


しかし、その後、恐ろしい物音が部屋に響き渡ることになる・・。

軍曹が、イヤな音を立てながらゴキブリを食ってます・・。

バキッ、ゴリッ・・。


変な音が部屋に響きだした・・。

どうも、本棚の後ろから聞こえてくる気がする。



「なんだろう。変な音だな・・」

その瞬間、30分くらい前にゴキブリが始末されたことを思い出した。



「もしかして、軍曹がゴキブリを食べてる音なのか・・!?」


(;´Д`) ぐえっ・・。



そういえば、軍曹からすれば、部屋には正体不明の巨大生物=私、がいるのだ。


本棚の裏とはいえ、しばらくは落ち着いてメシは食えなかったのだろう。



「よし、大丈夫、食える」と判断するのに・・。

30分かかったということだろうか。



ボリッ、ゴキッ・・。

変わらず、無情な音が響き渡っている。

「怖いよ~。食ってる音が怖いよ~」



想像してほしい。

あなたが机に座っているとき、後ろからバキバキという咀嚼音が聞こえてくるところを。

あまりに生々しい音なので、怖くて震えてしまった・・。



しかしね、そこは人間のサガ。

好奇心には勝てませんでした。



私は懐中電灯を持って、本棚の裏を見てみることにした・・!!


(*´ω`) 食べてるとこ、見せて?



すると、居ましたよ。

ゴキブリの首筋に牙を突き立てて持ち上げて固定し、こっちに目を向けているアシダカ軍曹が・・!!




ゴリッ、ゴリッ、っていう音は・・。

食事の音ではありませんでした。



アシダカ軍曹が、ゴキブリの首(喉?)に牙を突き立て、トドメを刺している音だったっぽいんですわ。


「うわあ・・」


私が引いていると、もう一度バキッ!!っていう音がした。

可哀想なゴキブリ君が、ついに首をかみ砕かれ、殺されてしまったのだろうか・・。





私は「軍曹の邪魔をしたらいけないな」と思い、ふたたびパソコンに向かったのでした・・。

それからしばらく、音はしなかった。




しかし、消灯してベッドに入った後、しばらくして・・

「バキバキ」

という音がしていた気がする・・。





翌朝、本棚の後ろを見ると、アシダカ軍曹はいなかった・・。

代わりに、謎の黒い粒々が転々としており、そして・・。




ゴキブリの丸い頭部だけが落ちていたのだ・・。


(;´・ω・) 晒し首かよ・・。




以上・・。

8月の暑い夜の出来事でした・・。

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