ザラガスの背中は気持ち悪い!
本当に天然の怪獣なのか!?
今日は、ウルトラマンネタです。
(;´・ω・) 変身怪獣ザラガスの思い出を語ってみる。
こいつはねー、人間の目を一瞬で潰す6000万カンデラ。
そして、一度受けた攻撃に対する耐性を身に着けて復活。
この2つの特殊能力を引っ提げて登場しましたね。
ウルトラマンの視力すら奪う目潰しと、半端な攻撃なら防御力アップして強化される生命力。
終わってみれば厄介極まりない怪獣でしたが、登場時は別。
登場したての頃は、科特隊のジェットビートルからミサイルを食らっただけで瀕死になりました。
だから、出たばかりの頃は「クソ雑魚」だったんですが。
すぐにイデとアラシは驚愕することになります!!
二機のビートルからミサイルを連発する「ウルトラ十文字作戦」で倒したかと思いきや・・。
ザラガスは、前述した特殊能力によって復活!!
科学特捜隊は一時攻撃を中止して様子を見ることにするのでした。
しかし・・。
この復活した後の、甲羅が取れた後の背中がすんげー気持ち悪い!!
円筒状の突起物が無数についてるのだが。
昔どこかで見た、蓮画像に通じるものがある!!
こういうのを怖がるのって
「トライポフォビア」っていうらしいなw
(;´・ω・) 集合体恐怖症、というらしい。
それに、この背中の突起物は妙にメカメカしい。
パッと見だと、機械のような印象を与えられる。
ザラガスは本当に、ただの野良怪獣なのだろうか?
そもそも、登場シーンからしておかしい。
空に謎の光が現れるが、怪獣の姿はない・・。
別な場所から、赤いガスが発生。
その中からザラガス登場・・である。
野良怪獣なら、普通なら、地中から出てきたりしそうなもんだが。
姿を消している→赤いガスと共に登場・・。
この流れは普通じゃない。
野良怪獣には見えない。
もしかしたら、ザラガスって、侵略宇宙人が作った兵器だった?
ザラガスのスーツは、ゴモラの改造だった。
ゴモラザウルスの亜種か何かを、ヤプール辺りが改造したんでは・・。
(;´・ω・) ザラガスは、ゴモラを基にした試作超獣だったりして・・?
「射つな!アラシ」は名エピソード!
このシナリオがウルトラセブンに及ぼした影響とは・・!?
ザラガスの登場した第36話。
「射つな!アラシ」は、実に熱い話でしたね。
科特隊の結束燃えな話が観たい人には、一番のオススメの話でしょう!
ザラガスは十文字作戦のダメージから復活した後、児童会館を襲います。
そこで子供たちを逃がそうとするハヤタ。
アラシは必死でザラガスの注意をそらそうとします!
命令があるため、攻撃できない状態で。
しかし、ザラガスはアラシを見向きもせず、児童会館に向かい、フラッシュ攻撃!!
倒れる子どもたちとハヤタ!!
アラシはハヤタたちを守るため、命令違反をしてザラガスを狙撃!
ハヤタたちを救助したが、そのせいで科特隊員の資格をはく奪されてしまう・・。
この時のアラシの葛藤が、この回での最重要シーンです。
「射つな!アラシ」な場面なわけですね。
命令を取るか?
状況が悪化するのが解った上で、仲間と子供たちの命を助けるか?
その二択。
正義のヒーロー側なら、どうするかは分かり切ってますがww
その後、アラシは眼をやられて入院したハヤタと子どもたちを見舞いに行くが・・。
ハヤタに「すまなかった」と言われ、子どもたちからも頼りにされてるのに期待に応えられなかった。
アラシはザラガスを許せなくなり、再び命令違反を犯し、ジェットビートルでザラガスを倒しに行く!
この後、アラシはピンチになり、それを流星バッジで聞いていたハヤタは・・。
眼が見えないにもかかわらず、医師たちの静止を振り切り変身、アラシを助けに行くのだ!!
これは、非常に熱いシーンでした!
そんで、だ。
ここでこの演出がなかったら、セブンの最終回も無かったと思う!!
ウルトラセブンの最終回、「史上最大の侵略」の後編。
ダンはビデオシーバーでアマギ隊員のピンチを知り、アンヌを振り切って最後の変身をする。
そして、ゴース星人の基地は破壊され、改造パンドンが出現!!
流れ出すシューマンのピアノ曲をバックに、セブンとウルトラ警備隊の、最後の闘いが始まる!!
・・これがセブンの最終回のクライマックスでしたが。
このひな形と言うか、原型のシーンは・・。
やはり、「アラシを助けに行こうとした失明しているハヤタ」
なのだと思うね!!
つまり!!!!
ザラガスがいなければ、セブンの最終回の感動はなかったのかも!?
(;´・ω・) ザラガスは、セブン最終回の陰の立役者?
そして、ウルトラマンとアラシは共闘。
ウルトラマンすら目をやられる苦闘の末に、QXガンとスペシウム光線の連打でザラガスを攻撃!!
さすがにそれほどの破壊力を受けては、ザラガスの生命力も尽きた。
復活パワーアップもできず、そのまま絶命・・。
アラシは再び科学特捜隊員として認定され、メデタシ、メデタシなのでした。
しかし・・!!
次のジェロニモン回でイデが鬱ってたのは、たぶん、このエピソードのせいだと思う。
最後にイデが
「今回は、ウルトラマンだけじゃ勝てなかったかもしれない」
「あの時アラシ隊員がコイツをぶち込まなかったら・・」
と、自分の発明品・QXガンの活躍を語りますが・・。
(;´・ω・) ムラマツキャップは・・完全スルーした。
これじゃ、次の回で鬱っててもしょうがない気がする(笑)
そして、次のジェロニモンの時にも、また熱いウルトラマンが観られるわけですね。
・・
まあ、なんというか。
初代ウルトラマンの中で、もっとも熱い展開のエピソードを生んだ!
ジェロニモンの時に、イデが悩んでいた原因となった!!
そして、セブンの最終回の感動シーン誕生に多大な貢献をした!?
(;´Д`) そんなザラガスは、意外と重要な名怪獣ということです!!
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