ベジータの最強にかっこいいポイントって
「言い訳をしない」
ところだったと思う。
今日は、ドラゴンボールネタです。 (^ω^) ベジータ様の最高の名シーンを考える! ベジータの一番かっこいいシーンは? ・・と訊かれたら。 これは人によるだろうなあ。 人造人間編のラストや、ブウ編の丸くなったベジータの闘いという人もいるだろうし。 サイヤ人編、ナメック星編の極悪人ベジータがワルカッコイイ、という人もいるはずだ。 個人的には、やはりブウ編のアレ。 ブルマとトランクスを守るためにデブの魔人ブウに自爆するシーンだな・・。 ただし、自爆シーンそのものではない。 その前。 ピッコロとの会話です。 ここが、ベジータの一番かっこいいシーンだったと思う。
ベジータは自分のやってきたことに正直だった。
死後に消滅するとしても、妻子を守ろうとした!!!
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個人的には、ベジータという人物の一番カッコイイところって・・。
「言い訳を一切しない」ところだったと思うんだよね。
誇り高く、プライドが高くて、誰よりも強くあろうとした。
悟空に勝つため、ストイックに修業を続ける・・。
その間、誰かに弱音を吐いたことはない。
父のベジータ王をフリーザに殺されて、服従させられていた。
そういう「自分の力以外に頼るものがない」
という過去のせいかもしれないけど。
ナッパやラディッツにも、心を開いてたかはわからないよね。
(;´・ω・) 2人とも、ベジータが見捨てたしね。
「あんな役に立たんやつはもういらん」
「動けないサイヤ人など必要ない」
・・って。
つまり、ベジータは孤独な男でした。
ナメック星でフリーザにやられた後、涙ながらに悟空に訴えたことはあった。
でも、自分のやれることは泣き言を言わずにやってきた人物だった。
しかし、かつての彼の仕事は、侵略と殺戮。
果てに、同じサイヤ人の仲間が死んでもなんとも思わなかったり・・。
極悪非道な男でありました・・・。
そんな彼も、ブウ編では家族を思いやる心を持つようになっていた。
ピッコロに「きさま、死ぬ気だな・・」と心境を察されるものの・・。
「オレが死んであの世に行ったら、カカロットに会えるか?」
これの返しに
「それは無理だ。お前は罪もない人を殺し過ぎた。魂は洗われて、新しい生命として生まれ変わる」
と宣告されてしまう。
ピッコロさんは
「なぐさめを言ってもしかたないから、はっきり言う」
とは言ってたが、「地獄」という単語を出さないところは、
優しかったなーと思う。
そんな流れであったけど・・。
普通は
「お前には、もう未来はないんだよ」
って言われたら、動揺しそうなものである。
でも、ベジータの返答は
「そうか・・残念だ・・」
だけでした。
(;´Д`) 潔いね。
戦闘民族サイヤ人の王子として生まれ、侵略と虐殺を繰り返してきた。
いまでは、それが間違いだったと解っている。
「カカロットたちの影響を受け、家族をもち、穏やかになっていった自分」
を自覚していたから。
自分は地獄行き、そうなってもしかたない。
だが、カカロットに二度と会えなかろうが、自分に未来があろうとなかろうと関係ない。
ブルマとトランクスだけは守ってみせる。
こうやって、すべてを受け入れて、自爆しようとしてるところ。
これがベジータの一番カッコイイシーンだったと思う。
と、いうことで。
ベジータの一番かっこいいセリフとシーンは・・。
「さらばだ・・ブルマ、トランクス。そしてカカロット・・」
とか
「がんばれカカロット。お前がナンバーワンだ・・!!」
あたりではなく。
自爆する前の、ピッコロとの会話。
自分が死んででも、ブルマとトランクスを守る。
だが、この世とあの世。
世界の仕組みは、自分の悪行を許さない。
妻子をもった今なら、自分がしてきたことの非道ぶりがわかるから、何も言わない。
人生で最大の夢、カカロットに勝つことはもうできないけど・・。
自分が完全に消えてなくなるとしても、すべて受け入れよう。
そういう状況の中での、微笑みながらの言葉・・。
「そうか・・。残念だ・・」
ってセリフ。
これが、己の人生に対して常に正直で真摯、言い訳をしなかった人物。
ベジータという男のベストシーンだったと思うんですよね。
(;´・ω・ `) こんな場面をチョイスするヤツ、私くらいだろうな?
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