「超えたかもしれん・・悟空を」
どうして、悟空はベジータに抜かれてしまったのか?
またドラゴンボールネタ。 人造人間編の最初、悟空の戦闘力がベジータに追い抜かれていた理由。 これが意外と切ないかもしれない、という話をします。 人造人間編で、心臓病になった悟空が19号にボコられた後。 悟空がヤムチャさんに運ばれてる間に、スーパーサイヤ人になったベジータが19号を倒してくれました。 その後、ゲロを撤退させたベジータを見て、ピッコロさんが一言。 「超えたかもしれん・・。悟空を・・」 ピッコロさんは、3年の間、悟空と一緒に修業してきた。 だから、悟空の実力を良く知ってるハズ。 やはり・・この時点では、程度はどうあれ。 ベジータ > 悟空 だったということなんでしょうね。 ナメック星編~メカフリーザ来襲までの間では、悟空>ベジータだったのに。 なぜ、3年間に悟空はベジータに抜かれてしまったのか? 300倍以上の重力装置などを使った、ベジータの修行の方が効率が良かったのかな?? ・・それは、違う気がする。 悟空は、自分が強くなることよりも、ピッコロと悟飯に強くなってもらいたかったんだと思う。 優先順位は、悟飯 > ピッコロ > 自分。 だったのです。 (;´Д`) じゃあ、なぜ緑マンと息子を重視したのか考える!
悟空が後進の育成に楽しみを見出すようになった理由は?
・・未来悟飯が死んだからですね。
悟空は、この人造人間編あたりから 「若いヤツがもっと頑張るべき」 みたいな考え方になっていったようだ。 精神と時の部屋で、「悟飯、おめえにはオラを超えてもらうつもりだ」 そう言って鍛え上げた後・・。 セルゲームでは、悟飯に後を託した。 だから、ブウ編以降の悟空の性格。 悟空が悟天+トランクスに期待したり、ウーブを育てたがった理由。 「若いやつが解決したほうがいい・・」 「これからもしもってことがあったとき、平和を守るのはおめえなんだから!」 こういう考え方は、人造人間編の冒頭から発生してたんだと思う。 そして、そういう考えになった最初のキッカケは・・。 未来から来た少年・トランクスに告げられた、愛する息子の死。 未来悟飯の死、ってのが大きかったんじゃないかな・・。 「悟飯さんは、オレに闘いを教えてくれた師匠だったんですが、やはり人造人間に・・」 こんな話を聞いてしまったら。 「なんてこった・・。悟飯を死なせるわけにはいかねえ!」 と考えるのではないだろうか?? 悟空が人造人間編の冒頭でベジータに抜かれていた理由。 そして、この後から表現されてくる、悟空が次世代の成長に興味を持ち始めた原因。 それは、トランクスが来て、未来における悟飯の死を知ったからなんだと思う。 メカフリーザ編~人造人間の出現までの3年間。 悟空は自分の強化より、悟飯が殺されないように鍛えることを重視。 そして、ドラゴンボールを守るために、ピッコロに強くなってもらおうとしていた。 自分の強化より、他人を育て上げることに時間を割いていた。 そのせいで、人造人間編の序盤では、ベジータに抜かれてしまっていたのだ!!! 人造人間編においては、悟空はあまり活躍できなかった。 病気のせいとはいえ19号に敗北してしまう。 そして、回復後のセルゲームでも、完全体のセルに降参をした。 だが、ピッコロさんはドクターゲロこと20号を圧倒。 神様と融合したら登場したばかりのセルを寄せ付けず、17号と互角の実力になった! アニメでは、精神と時の部屋での修行をした後は、セルジュニアとも互角に戦えていた!! そして悟飯は、人造人間編のラスボスであるセルをも撃破できた。 こう考えると、人造人間編では悟空よりピッコロや悟飯の方が活躍していたと思うので。 悟飯を鍛えてラスボスを任せたり、ピッコロを3年間の修業に誘ったのは英断だったと思える!! その辺は、悟空とベジータの方針の違い。 「今度の敵は、一人だけで勝てる相手じゃない」 =みんなを死なせないためには、みんなで強くならなきゃな!! 「オレは一人だけで闘って死んだほうがマシなんだ」 =自分だけが強ければいいんだ!! ってのが出てたのかもしれませんね。 まあ、今回の話としては・・。 人造人間編の冒頭で悟空がベジータに追い越されていた理由。 それは、悟飯とピッコロの強化に時間を割いていたから。 そして、これ以降の悟空が悟飯をはじめ、悟天やトランクス。 そしてウーブたち後進の育成に興味を持ち始めた理由は。 「トランクスから告げられた、未来悟飯の死」である・・。 ・・ということです。 (;´・ω・) ・・たぶん。 未来悟飯はトランクスとの絡みで泣かれることが多いと思うんだが。 本編世界の悟空が密かにその死を悼んで 「後進の育成」を意識し始めた、という事実があったとしたら? ちょっと物悲しくて、泣ける気がするんだよね・・。
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